【車は不要】自転車の機動力を生かして、釣果倍増?

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釣りをする上で重要になってくるのが移動手段です。

車、電車、自転車、飛行機、新幹線など色々手段はありますが

今日は自転車のお話です。

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自転車の機動力を生かそう

一般論でいえば釣りをする上での移動手段は車が最適なのですが、場合によっては自転車の方が快適な場合もあります。

それは『ラン&ガン』と言われるスタイルです。

魚がいそうなポイントをテンポよく移動しながら釣っていくスタイルをラン&ガンと呼び

ルアー釣りではよく使われるスタイルです。

粘らず、沢山のポイントを回ることで釣れる確率を高めることが目的です。

大きなフィールドでは歩いて移動するのは大変ですし、車で移動するには駐車場の問題があります。

具体的な例をだすと、都内のシーバス釣りです。

例えば荒川で釣りをするとします。

葛西橋で釣りを始めて、釣れなかったので船堀橋まで移動しようとしたとき

車で移動する場合はパーキングを探す必要がありますし、パーキングごとに料金がかかります。

路駐をすれば最悪の場合には切符を切られ罰金になる可能性があります。

徒歩でタックルを持って移動するにはちょっと距離がありますし、疲れてしまします。

そこで自転車の機動力が生きるワケです。

自転車は車のように、駐車スペースで困ることは少ないですし

徒歩よりも圧倒的に移動速度も速いというわけです。

船堀橋で釣れなければ、今度はもっと上流の平井大橋や堀切橋に手軽に行く事も出来ますし

荒川をあきらめて、江戸川や隅田川へ移動することだって出来ます。

 

自転車の弱点は積載量が少なく運びにくいこと

自転車釣行のデメリットとして積載量が少なく、ロッドを運びにくいことです。

当たり前ですが、車と比較すれば荷物を運べる荷物が少ないし、ロッドも運びにくいです。

ですが、徒歩と比較すればカゴや荷台を使うことで積載量は増やせます。

そうなるとあとはどうやって長いロッドを運ぶかと言う問題が残るります。

手で持て運ぶ

一番最初に思いつくのがそのままロッドを手で持って自転車を運ぶ方法があると思いますが

これは一番問題があります。

片手で運転することになれば、事故につながる可能性が出てきますし

手で持ったタックルを落とすことも考えられます。

パックロッドを使う

パックロッド

左 シマノ フリーゲームS86ML-4 右 シマノ スコーピオン1652R-5

もう1つの対策として上の画像のような振出式のロッドや4ピースや5ピースのパックロッドを使う方法があります。

ルアーロッドで良くある2ピースのロッドと比べ小さくまとめることが出来きます。

小さくなればこういった専用のセミハードケースに入れて持ち運ぶことが出来ます。

こういったケースには2ピースのロッドや長いロッドも入る長いものもあるのですが自転車を運転することを考えると好ましくないです。

そのため小さくまとまるパックロッドや振出竿が非常に便利です。

しかし、パックロッドは2ピースのロッドと比較すると性能が落ちると言われていますが

近年のパックロッドは非常に良くできており、2ピースと比べても遜色のなく使用できます。

管理人はパックロッドが非常に好きなので、その辺も後日レビュー記事も書く予定です。

 

ランガンサイクルサイドバックを使う

実はDOPPELGANGER(ドッペルギャンガー)という自転車、オートバイ用品メーカーからランガンサイクルサイドバックと呼ばれる商品が発売されています。

パニアバック

一見ただの四角かばんに見えるのですが

このかばんが自転車の荷台につけることが出来ます。

後ろ側に荷台のつているタイプの自転車であれば簡単に取り付けられます。

中もそれなりに広く、ルアーマンなら必ず持っているであろうメイホウのVS-3010なら縦入れで6個入ります

ルアーケース 鞄

VS-3010を6個入れても小物をしまうスペースが十分にあります。

荷物がたくさん入るのでカバンやリュックを背負わないで良いのも大きな利点です。

普段あまり自転車に乗らない方にはわかりにくいかもしれませんが、背中に荷物をしょって自転車に乗ると

背中がものすごく蒸れて非常に不快です。

そのため、自転車で荷物を運ぶ際は後ろに荷台をつけてこうしたサイドにつけるバック(パニアバック)を使うのが一般的です。

 

肝心のロッドですが

パニアバック

ロッド3本とタモ網の柄の部分をまとめています。

こんな感じでバックのサイドの部分にリールを取りつけたままの状態で固定できるようになっています。

サイドの部分にゴムのバンドのようなものがあり、そこにロッドを通して

このようにバックルで固定します。

この状態でちゃんと固定されますが、付属の固定ベルトを使うとよりしっかり固定されます。

前後の位置に2本ずつロッドを固定できるので最大4本まで固定できるので、タックルを複数持ち運ぶブラックバス釣りにもオススメです。

ルアー等の道具もたくさん収納でき、ロッドも固定できる商品は他にありません。

非常に便利なので、荷物が多い場合はよく使用しています。

 

管理人はこのほかにも反対側にこのようなパニアバックをつけています。

Rhinowalkのパニアバック。安くて防水でオススメです。

タモ網の網の部分や軽食やモバイルバッテリーなどを入れるのに使用しています。

表面がラバーっぽい素材なので、汚れにくいし防水で非常に使い勝手が良いです。

 

自転車は出来ればスポーツタイプを選ぼう

ママチャリでも問題は全くありませんが、スポーツタイプの自転車を選んだ方が快適です。

オススメはロードバイクをマウンテンバイクのハイブリットのクロスバイクと呼ばれるタイプの自転車です。

クロスバイク

イタリアのCOLNAGOと言うブランドの自転車です。これとロードバイクの2台で自転車釣行をしてます。

ママチャリとの大きな違いは重量とブレーキです。

重量はママチャリの半分以下

まず、重量ですが一般的なママチャリは約20キロほどあるのですが

このクロスバイクの重さは約10キロとママチャリの半分です。

軽いと何が良いのかと言うと登りや漕ぎはじめが非常に楽になります。

河川の対岸に渡る際の橋などは必ず上りがありますし、都心部は信号も多くストップ&ゴーを繰り返します。

そもそも、釣り具を積んでいるわけですから重量もそれなりに増えているわけです。

人間と荷物の重量は変わらないわけですから、自転車が半分の重量になればそれだけ楽になります。

 

しっかりと止まれるブレーキ

2つ目の違いがブレーキです。

多くのママチャリのブレーキは前がキャリパーブレーキで後ろがバンドブレーキと呼ばれるブレーキが付いています。

クロスバイクについているブレーキがVブレーキと呼ばれるブレーキです。

両方を比べると圧倒的にVブレーキの方が制動力が高いです。

ママチャリは価格を抑えるために非常に低グレードのブレーキが付いています。

ブレーキは安全に直結する部品なので、出来るだけ性能良いブレーキが付いている自転車を選ぶべきです。

 

部品はシマノ製がベスト

釣りをしている方の中にはシマノが自転車部品を作っていることをしらない方もいらっしゃると思いますが

シマノ社は釣り具以外に自転車部品も作成しています。

むしろ、自転車部品メーカーであるシマノが自転車部品のノウハウを使って釣り具を作り始めたという経緯です。

そのシェアは圧倒的でそのシェアはなんと8割を超えています。

ツールドフランスと言う世界最大の自転車レースでも22チーム中17チームがシマノ製品を使っているほどシマノの自転車部品の性能は圧倒的です。

管理人は自転車も趣味でロードバイクを2台、クロスバイクを1台所有していますが部品はすべてシマノ製です。

シマノ製品の良いところは価格に低い製品でもちゃんと機能するところです。

最廉価品でもきちんと止まれるし、きちんと変速も出来ますし、街中で良く見かける錆びまくっている状態でも

ちゃんと機能します。

お値段は最廉価品であれば2万以下ですが、5万出すとそれなりに良いものが買えます。

もちろん上をみるとキリがないのですが、あくまで移動手段ですからお金をかけ過ぎても意味がありません。

オススメを上げるならネスト社のVACAZEN2-K(¥35,000円程度)GIANT社のESCAPE R3(¥55,000)この辺がオススメです。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は、試行を変えて移動手段について触れてみました。

荷物については制限を受けますが、その機動力を生かせるランガンなら荷物を多く運べないデメリットより

多くのポイントを回れるメリットの方が生きてくると思います。

エサ釣りでは生かしにくいかもしれませんが、ルアーでの釣りなら大いに生かせます。

管理人も荒川、江戸川、隅田川などでシーバスを狙うときは基本的に自転車でランガンをしてます。

同じようにランガンをいている方もそれなりに見かけますので、皆さんも1度してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

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