どーも。
今日は若干いまさら感がありますが、21ナスキーC2000Sのレビューをしていきたいと思います。
本来21年の秋モデルだったわけですが、発表の時点でまさかの発売日不明
結局11月の末ごろにファーストロッドが出荷されることに・・・
正直必要ないかなーとおもっていたのですが、年末のセールでお買い得だったのでつい購入してしまいました。
購入したからには、当然レビューをという事で、ファーストインプレッションをお届けしていこうと思います。
まずはスペックと変更点から
21ナスキーC2000S | |
ギア比 | 5:1 |
糸巻き量(ナイロンlb-m) | 4lb-100 PE0.6-150m |
最大ドラグ力(kg) | 3kg |
自重(g) | 210g |
ベアリング/ローラー | 5/1 |
最大巻き上げ量(cm) | 66cm |
スペック的にはライトゲーム向きのエントリーモデルといった印象です。
で実際に何が前モデルと変わったのかと言うとXシップとねじ込み式ハンドルの採用です。
出典:https://fish.shimano.com/ja-JP/product/reel/hanyouspinning/a075f000035yx1uqaa.html
Xシップの搭載によって巻き心地が改善され、ねじ込み式ハンドルによってガタつきが減少し全体的な巻き心地の向上しています。
また、ギアも少々変更がなされていて16ナスキーや17セドナなどのリールハガネギアを謳いながらも、他のモデルと違いアルミと亜鉛のギアを組み合わせたギアが使われていました。
引用:琵琶湖おかっぱりナビ様より https://www.biwakookappari.com/17sedona-bearing/
画像のシルバーの部分が亜鉛のギアで黒い部分がアルミです。
16ナスキーや17セドナなどはこうしたアルミと亜鉛を貼り合わせたギアでしたが21ナスキーは上位モデルと同様にアルミのみで成形されているものに変更になりました。
強度や精度面がの向上が期待できるので、これもうれしい変更点ですね。
残念なのは重たいローターとベール
Xシップやねじ込みハンドルが搭載されたことによって改良されましたが、旧モデルから改善されなかった点があります。
それがめちゃくちゃ重いローターとベールです。
C2000Sで46.1gと非常に重たい何ともシマノらしいローターが21ナスキーには搭載されています。
近しい番手で自分が持っているリールを試しに測ってみたところ
これは06レブロス2004のローターなのですが、15年も前のほぼ同じ価格帯のモデルと比べても重たいです。
まぁ、素材が両方とも同じPA(ポリアミド)なので大きくわかるワケはないのですが
この重たいローターとエントリーモデルの精度の悪さやベアリングの少なさが合わさって、巻き出しの重さを感じてしまいます。
特にハイギアモデルやエキストラハイギアモデルはそれが顕著です。
そういう巻き出しの重さを軽減したくて今回はノーマルギアのC2000Sを購入したので、どうしても巻きの速さが必要な場合以外は個人的にはノーマルギアのモデルをオススメします。
次にベールですが、これまで通り継ぎ目のあるベールとなっています。
ネットを見てみると、ワンピースベールじゃないから段差にラインが引っかかったり、それが原因でラインが切れる等の意見をよく見かけますが、個人的にそんなことは16ナスキーや17アルテグラ等でも1度も発生したことがありません。
シマノのワンピースじゃないモデルのリールも20年以上使ってきましたが、それが原因でラインが切れたなんてことは一度もありません。
(大きな声では言えませんが使い方の問題なんじゃないかと・・・)
もちろん上位モデルのワンピースベールと比べるとラインは引っかかりやすいのは事実ですが、釣りにならないなんてことはありません。
実際に検証された方もいるので、こちらが参考になると思います。
で、じゃあ何が気に食わないかと言うとデザインです。
明らかに安物と分かるチープなデザインが個人的に気に食わないんですww
いつも通りハンドルノブやラインローラーにベアリング追加可能
これも、いつものシマノのエントリーモデル同様にベアリングの追加が出来ます。
特にラインローラーは効果が大きいので非常にオススメです。
ハンドルノブはベアリングを追加するだけですが、ラインローラーはベアリング以外の部品も必要で釣具屋でパールを注文するかヘッジホッグスタジオさんのチューニングキットがオススメです。
アマゾンや楽天でも買えますが、下記リンクから直販サイトでも購入可能です。
(シマノやダイワのパーツも注文できるので、純正パーツで対応したい場合は直販サイトがオススメです)
ハンドルノブのベアリングならアマゾンなどで、安いものが売ってるのでこの辺がオススメですが
ある程度選別が必要なので4個以上入っているがオススメです。
これで実売1万円アンダーという高コスパだけど
ハガネギアにXシップ、加えてねじ込み式のハンドルまでついて22年1月5日現在でアマゾンでC2000Sが8500円
人気のC3000HGが9500円と非常にコスパの高いモデルとなっています。
ですが、個人的には1ランク上のアルテグラと比較すると絶対にアルテグラの方がオススメです。
もちろん値段が倍近く違うので当たり前ですがアルテグラの方が良いモノなワケです。(22年1月時点でC2000Sがアマゾンで16200円)
なので、リールの数が必要な方やサブリールや頻度の低い釣りに使う場合には非常にオススメ出来ますし
値段が安いことも非常に良い点と言えます。
アルテグラと同価格のロッドを買うとなると3万円前後になるわけですが、初心者の方にはロッドとリールで3万と言うのは少々ハードルが高いと個人的には思うので
1万円以下で買えるっていう点はこのリールの大きなウリと言えます。
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