【ロッドカスタム】ガイドを追加して、ガイドセッティングを適正化!マイクロソルト80MLTCをカスタム!

ツールロッドカスタム
スポンサーリンク

どーも。

今日は本サイトで初めて取り上げる話題のロッドカスタムについてです。

リールのカスタムと違って少々ハードルの高いイメージがあるロッドカスタムですが

今回はロッドカスタムの中でも比較的簡単なテレスコロッドのガイドカスタムについてです。

と、いうのも先日プロックスのマイクロソルト80MLTCを中古ですが衝動買いしてしまったのですが

どうにもガイドのセッティングが気に食わなかったんです。

気に食わないなら、自分で何とかするしかない!という事で今回はテレスコロッドのガイドカスタム初級編!的な内容をお届けいたします!!

ロッド自体のレビューが気になる方は下記のリンクからご覧ください
https://fishingholic.com/2022/06/21/microsalt_se80mltc/

 

スポンサーリンク

必要な道具はこんな感じ!

ツール

まずはどんな道具が必要なのかと言うところからですが

そんなに特別な道具は特にありません。

強いていうなら万力とノギスくらいです。

あとの道具は画像の通りカッター、ペンチ、ライター、接着剤、紙やすり

万力は以外は100円ショップで揃いますし、万力もアマゾンで1000円ほどで買えるもので十分です。
(100均にもプラスチック製のノギスがありますが、今回は以前購入した1000円程度のものを使っています。)

ペンチやカッター、接着剤などはご自宅にあることも多いでしょうし費用的には掛かってもルアー2つ分くらいの値段なのでお手軽に始められます。

 

まずはトップガイドをはずす

トップガイド

最初の工程はトップガイドを外すことです。

やり方は簡単でトップガイドをライターであぶってペンチで引っこ抜くだけです。

ライターであぶることで、接着剤が柔らかくなってトップガイドを取り外すことができます。

この時注意する事は直接ブランクスに火を当てないこと!

ブランクスに火を当てると簡単に折れてしまいます。

なので、必ずガイドのシルバーの部分に火を当てるようにしましょう。

それから、一点だけを熱するのではなくガイドのパイプの部分全体を加熱すると外れやすいですしブランクスにもダメージが入りにくいです。

また、ガイドを引き抜くときはまっすぐ引き抜くことを意識することも大切です。

トップガイド付近は当たり前ですが、もっとも細い部分になるので雑に引っ張ったり変な方向に力がかかるとティップが破損する恐れがあるので注意が必要です。

 

万力を使って固定式のガイドを外す

ガイド外し

トップガイドを外したあとはブランクスをエンド側から抜いて、次のガイドをはずします。

固定式のガイドは画像のように万力を使ってとりはずします。
(画像は写真を撮り忘れて外れたあとですが・・・)

画像のように万力に固定式のガイドひっかけるように固定してロッドを引っ張ってガイドを外します。

ロッドによっては結構簡単に外れますが、硬い場合などはドライヤーで30秒程度暖めてあげると簡単にはずれます。

外した後は画像のように接着剤がブランクスに残ってしまうので、ティップと合わせてカッターや紙やすりで処理します。

紙やすり

接着剤をはがす

ブランクスの径を計測し、ガイドを注文する。

お次は実際にガイドを追加したい箇所のブランクスの直径をノギスで計測します。

ガイドのバランスなどは最初のうちは難しい部分なので、市販のロッドのガイド配置を参考にするのを個人的にはオススメします。

ブランクスの径を計測出来たらあとはガイドを注文するわけです。

が、これが意外に大変で

ガイドって沢山あるんですよね・・・

リングの素材の違いやフレームの形状の違いなど沢山あるのですが

テレスコロッド場合重要なのはパイプ径です。

テレスコロッドに使う誘導ガイドの場合はガイドリングのサイズとは別にパイプ径の言うものがあります。

このパイプ径が先ほど計測したガイドを追加したい箇所のブランクスの径と合うものを選びます。

パイプ径以外にもガイドリングの径もいくつか種類がありますが、大きくしようとするとパイプの径も大きくなってしまって追加したい位置でガイドが止まらなくなってしまうので注意しましょう。

まぁ、その辺も考えてガイド自体が設計されているのでそれほど難しくはありません。

分からなければ、お店にブランクスも持って行っていけば実際にガイドを通してみましょう。

大型のチェーン店の釣具屋では大体ガイドが単品で販売されているので実際にロッドに通すことが出来ます。
(もちろん、店員さんに許可を貰ってからやりましょう。)
ネットで注文するのが怖い場合は店舗で購入するのがオススメです。

 

今回は最廉価のTMガイドを購入

誘導ガイド

今回購入したのは画像の下側2つのガイドで、最も廉価なTMガイドを購入しました。

ロッドのスペックをアップするなら、糸がらみの少ないIMガイドやカーボンフレームで軽量なC-IMガイドへの交換がベストなのですが

今回は元のロッドが中古で購入した3500円のマイクロソルトなので、これをIMガイドやC-IMガイドに交換すると
ガイド代で新品のマイクロソルトが購入出来てしまうので

今回は安価なTMガイドを選択しました。

お値段2つで420円です。
安さは正義ですねw

トラブル発生

ガイドを購入したらあとは固定するガイドを接着剤で固定し、誘導ガイドの微調整をするだけだったのですが

トラブルが発生しました。

ブランクス図

写真では分かりにくかったので、絵をかいてみたのですが

このマイクロソルトなんですが、補強のためかブランクスの先端側の玉口が太くなっていました。

画像は左側がティップ側で右側がバット側なので左側が最も細く、右側に行くにつれて太くなるわけなのですが

ティップ側が補強のために太くなっているので、ガイドが通らないんですよw

画像の中央辺りにガイドを追加したくて、ノギスで計測してガイドをネットで購入したのですがその場所よりティップ側の継ぎ目の辺りが太いワケです。

で、どうしたかと言うと仕方がないのブランクスを削ってテーパーを出してやって何とかガイドを通すことができました。
(画像は分かりやすいようにだいぶ誇張しています。)

後はパイプの径を削ったり、ガイドを固定したい位置にアロンアルファなどのさらさらした接着剤で肉盛りをして
誘導ガイドがしっかり止まるように調整して完成です。

大事なのは気分!

カスタム完了!

ガイドを2つ追加してカスタムが完了しました!

ガイドを追加した効果を実感出来るか?と聞かれると多分出来ないのですが

こういうカスタムは何というか、気分というかフィーリングというか

上手く説明出来ませんが慣性の部分も大きいと思っているので私としてはこれで満足しています。

私の場合は道具もすべてそろっていましたので、費用はガイド代420円しか掛かっていません。

カスタムすることの楽しさ的なものも大きいので、420円で非常に楽しめたとは思っています。

テレスコロッドクラフトさんの動画が非常に参考になります。

私自身ロッドカスタムは殆ど初心者レベルyoutube等沢山の動画やサイトを参考にさせて頂きました。

なかでも、今回のようなテレスコロッドのカスタムはテレスコロッドクラフトさんの動画が非常に参考になりました。

みなさんも参考にしてみてはいかがでしょうか?

【ロッド改造入門 】DAIWAリバティクラブルアーのガイドを交換する

コメント