待望のスコーピオン2832RS-2を徹底レビュー

グリップシーバス
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どーも。

今日はロッドのレビューです。

今年のフィッシングショーで現物をみて購入を検討していたスコーピオン2832RS-2をついに買ってしましました。

楽天で値引きやらポイントやらがイイ感じで非常にお買い得な状況だったので、衝動買いしてしまいましたので

今回は2832RS-2 スコーピオンのインプレをお届けしていきたいと思います。

2021年モデルの2831R-2も購入しました!
レビューのリンクを貼っておきますのでこちらもご覧ください。

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まずはカタログスペックから

まずはざっくりとカタログスペックからご紹介

全長仕舞自重ルアーウェイト適合ライングリップ長カーボン
含有率
2.51m130cm152g7〜30g10~24lb307mm99.6%
カタログをみた印象としては最近のトレンドのロッドと比べて短いし、重いよなーと言った印象でした。
長さに関しては、フィールドや対象魚次第なので何とも言えませんが
重量に関しては現行のディアルーナ86MLが121gという事を考慮すると非常に重たい印象ですよね。
定価で1万円以上高くレングスも3インチ短いスコーピオンが30g以上重たいワケです。
当然、コンセプトが違うので単純に企画することは出来ないですが、カタログスペックから受ける印象はこんな印象でした。

試し投げに荒川へ

届いてすぐに、荒川へ試し投げに行ってきました。

リールは19ストラディック2500SHGをチョイス。

ラインはアーマードフロロProのPE0.8号の構成です。

 

リールを合わせると持ち重りは感じない

まず、手に取ってた最初の印象は

『ザ・シマノ』といったテイストのロッドだなーと言う感じでした。

ロッド自体にはかなりハリがあって、いつものシマノのロッドと言った印象でした。

スペックで気になっていた重量は、ロッド単体で持つとやっぱりちょっとだけ重く感じます。

先重りと言うわけではなく、大きなガイドが重いのかな?といった印象の持ち感でしたが

リールを合わせてしまえば特に持ち重りは全く感じません。

グリップの長さもちょうどよく、ロングキャストもトゥイッチやジャークの操作性も抜群です!

 

感度は値段なり、可もなく不可もなく

感度については可もなく不可もなくといった印象でした。

ブランクスが中弾性という事もあり、感度については可もなく不可もなく値段相応の感度

シーバスで使うなら、特殊な状況を除いて感度に不満は出ないと思います。

想定される用途も巻く釣りが多いでしょうし、底物用のバスロッドの様なキンキンの感度は必要ないので
キャストのし易さ、乗せやすさにポイントを振った印象です。

より感度を求めるなら、ワールドシャウラなりエクスセンスなりになるのでしょうね。

 

 

抜群のキャストフィールとクラス最高レベルの飛距離

実際にキャストしてみて、一番驚いたのはキャストフィールです。

大口径ガイドからくるラインの抜けの良さは抜群でラインなんてついてないんじゃないかと錯覚させるような抜群のキャストフィールを体感できます!

飛距離についても大口径ガイドと硬すぎず適度に反発力のあるブランクスが絶妙

えっ?これほんとに8.3フィート?と疑うレベルです。

最初に投げたルアーは4本撚りと8本撚りのPEラインでの飛距離検証をした時にも使った

DUELのソリッドバイブ65(20g)
(リンクを貼っておくので気になる方は是非)

 

ソリッドバイブ

試しに6割くらいのイメージて軽く投げてみて、デプスカウンターで飛距離を測ってみると

 

飛距離

軽く投げてこんだけ飛ぶわけですから、実釣では65mくらいは問題なく飛ぶと思います。

このあとすぐに風が強くなって計測に向かない状況になってしまったので、これ以降は距離は測っていませんが

特に15~28gクラスのルアーはものすごく気持ちよいキャストフィールと抜群の飛距離を体感出来ました。

さすがに9.6フィートクラスの飛距離とまではいきませんが、ざっくりとした感覚では9フィートクラスの飛距離は出てるよなーと言う印象です。

キャスト可能なルアーウエイトについては

今回は試していませんが、もっと重いルアーも全然行けるよなーと言う印象でした。

軽いルアーはサイレントアサシン80SP(10g)やK太58SP(8g)については、問題なくキャスト出来きますが、気持ち硬いかなーと言った印象でした。

シーバスで出番の多い7g~28gのルアーは問題なくキャスト出来るオススメの一本です。

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パワーは申し分ないが、シーバスには若干オーバーパワーかも

今回は魚を掛けることは出来なかったので、あくまで感覚での話ですがちょっとシーバスにはオーバーパワーかもしれません。

好みの問題もあるかと思いますが、東京湾奥で比較的よく釣れる40~70cmクラスのシーバスには若干オーバーパワーな気がします。

28グラムクラスの鉄板バイブなどをキャストすることを考えればいわゆる2番のパワーが必要なのでしょうが、釣ることを考えれば2832ではなく2831で問題ないだろうなーと言った印象です。

試し投げ時には色々なごみが沢山引っかかってきたのですが、どれもグイグイ寄ってきてスコーピオンのパワーを見せつけられました。

追記2020/11/18

秋のハイシーズンで使い倒してますがパワーはあるけど、レギュラースローテーパーが効いていて楽しく曲がってくれます。

荒川,シーバス

パワー的には60cmクラスは超楽勝!といった感じでドラグフルロックで余裕で寄せてこれます。

パワーは余裕なんだけど、曲がってくれる魚とのファイトを楽しめる

そんな素敵なロッドです。

写真のシーバスも秋の非常にコンデイションの良い個体で、非常に楽しめました!

スコーピオン2832RS-2【総合評価】

特筆すべき点はやはり、キャストフィールと飛距離です。

設計思想の違いから、そのほかのシーバスロッドでは体験できないキャスティング性能を体験できます。

感度も悪くないので、港湾、運河、河川など幅広い状況に対応できます。

パワーについても、文句なしでシーバスには若干オーバーパワーなレベルです。

欠点をあえてあげるなら、他のスコーピオンのモデルと比べてバーサタイル性は落ちる点です。

レングスが8.3フィートもあるので、ボートの釣りには向かないので仕方のない部分もありますが

多くの魚種に対応するという点でのバーサタイル性は若干劣る気がします。

 

 

9フィート以上のスコーピオンも欲しいけど・・・

キャストフィールも飛距離も抜群ですが、シーバスで使うならもう少し長いモデルも欲しくなるんですが

多分発売されないと思うんですよねー。

スコーピオン自体が、ブランクスの設計とテストをすると発売まで時間がかかる(村田さん曰く、ワールドシャウラと平行開発は難しいとの事)ので青シャウラのブランクスとほぼ同じものを使用することで開発コストや時間を大幅に削減して3万円前後で販売出来ているらしいので

青シャウラのラインナップに9フィートを超えるモデルがないため新たにテストする必要がありますし、今年の秋にワールドシャウラのロングロッドが出ると村田さんがおっしゃっていますので、スコーピオンでロングロッドを作るとワルドシャウラが売れなくなると思うんですよねー。

ただ、今年に発売になったスコーピオンには青シャウラになかったモデルがいくつかあります。

それが今回購入した2832RSや1752Rや17113Rなどで、これらは前モデルの赤シャウラから採用されたモデルになります。

さすがに他の番手のスコーピオンのように赤シャウラを利用して作られたという事ではなく

おそらく、青シャウラになかったモデルなのでスコーピオンの当初もモデルにはならず、1年後に追加モデルとして発売されたのでしょう。

この事情を考えれば、9フィート以上のモデルも出ないことは無いとはいけないけど

ワールドシャウラのロングモデルの発売が控えている状況では、発売されないか発売されるにしてもまだまだ先の話になると予想します。

 

なので、もう少し長いロッドが欲しいんだけどワールドシャウラが手が出ないし

スコーピオンで長いロッド出ないかなーと悩んでいる人は、さっさと2832RSを買っちゃったほうがいいと思いますよ。

非常に良く出来た、間違いない一本ですよ。

まとめ

如何だったでしょうか?

今回はスコーピオン2832RSの初期レビューでした。

本当は魚を釣ってからレビューしたかったですが、我慢できませんでした。

皆様の参考になれば幸いです。

2021年モデルの2831R-2も購入しました。
こちらも参考にしてみてください!

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