今日は自転車釣行のお話。
シーバスの一級フィールドの一つに都市部の大型河川がありますよね。
都内なら荒川・旧江戸川・江戸川・多摩川
大阪なら淀川など
全長も長く川幅も広く、魚も豊富で一年中釣りが楽しめる環境ですが
そんな大型河川での問題になるのが駐車問題ですよね。
・ポイントの近くに駐車場が無くポイントまで長々歩かないといけない。
・ポイントに近くの駐車場はいっつもアングラーで埋まっている。
・移動するのにわざわざ車まで戻らないといけないし、移動のたびに駐車料金が増えていく
・2キロ上流のポイントに入りたいけど、車では大きく迂回しないといけない
などなど、あるあるだと思います。
そして、絶対に自転車があれば楽だよなーと思ったことがあると思います。
今日はそんな方に向けた自転車釣行にお勧めな自転車とお勧めカスタムをご紹介していきます。
クロスバイクを買いましょう!
結論から言うと、自転車釣行にもっとも適している自転車はクロスバイクです。
理由はお値段は手ごろで、走行性能も比較的高く拡張性も高いからです。
なんでクロスバイクなの?ママチャリじゃだめなの?とか
ロードバイクやマウンテンバイクはダメなの?と思う人いるとおもいますので、その辺を詳しく解説していきます。
意外と自転車釣行は自転車に求められる要求が高い
自転車釣行ってやってみると、意外に自転車に求められる要求が高いです。
ちょっと挙げてみると
・舗装路から芝や砂利の上を走れる走行性能
・意外と減らせないタックルを載せるための積載量とそれを補うカスタムのための拡張性
・安全のためにしっかり止まれるブレーキ
・三日坊主にならないためのカッコいい見た目
・以外にあるアップダウン対策のための軽量な車重
・盗難にあっても、あきらめられる手ごろな値段
・メンテナンス性の高さ
すぐ思いつくのはこんな感じ。
そして、これらを満たしているのがクロスバイクだと言うわけです!
クロスバイクと言うのはそもそも、未舗装路を走るマウンテンバイクと舗装路を走るロードバイクをミックスさせた自転車なのです。
未舗装路も舗装路もどちらもある程度走れて、スポーツ用の制動力の高いブレーキもついていますし
カゴやキャリアを後付けでつけられる拡張性もロードバイクやマウンテンバイクより高いです。
それでいて、ロードバイクやマウンテンバイクと比べて非常にコスパも優秀で、有名メーカーのエントリーモデルが5万前後から購入可能です。
一般的な感覚からすると自転車としては少々お高いですが、ママチャリと比べると格段に快適かつ長持ちする間違いない一品です。
ロードバイクやマウンテンバイクは価格の面や拡張性の問題がありますし
ママチャリは安い以外のメリットが一切ありません。
ただ、快適性とか安全性とか使い勝手とかどうでもよくて、使えればいいんだったらママチャリでもOKです。
重いし、ブレーキの制動力も最低限で、部品もすぐに錆びるし、すぐにヘたりますがそんなことより安さならママチャリ一択ですね。
自転車釣行におすすめのクロスバイク
クロスバイクの利点を説明したところで、お次はおすすめのクロスバイクを独断と偏見で紹介させて頂きます。
とは言っても、クロスバイクも釣具と同じで同じ価格帯であればどのメーカーでもほとんど性能は同じです。
なので、細かいことを気にしないなら見た目と値段で選べばOKです。
強いてゆうなら、コンポーネントと呼ばれるブレーキや変速機、チェーンやギアなどの重要部品がシマノ製を多く使ってるものがオススメです。
知らない方もいるかもしれませんが、シマノは自転車パーツメーカーとして世界No1のメーカーです。
釣具ならダイワのような同レベルライバルがいますが、自転車部品としては突出しています。
と言っても、エントリーグレードですべてシマノ製のパーツと言うのは稀なので、迷ったときにシマノ製のパーツが多い方を選ぶぐらいでOKです。
Bianchi (ビアンキ) C SPORT1
ビアンキはイタリアにある現存する世界最古の自転車メーカーで、世界最高峰の自転車レースであるツールドフランスなどでも活躍している人気と実力を兼ね備えた人気メーカーです。
画像のカラーはチェレステと呼ばれるビアンキの人気カラーで一説にはローマの空の色を表しているカラーでビアンキと言えばチェレステと言われる象徴的なカラーです。
C SPORT1は軽量なアルミフレームに35C(35mm幅)という少し太目なタイヤをはかせた乗り心地を重視したつくりになっており、コンポもほぼシマノ製を採用している間違いのない一台です。
カラーは上記のチェレステ以外にマットブラッグとホワイトもラインナップにあります。
老舗メーカーの間違いないオススメのクロスバイクです。
NESTO(ネスト) VACANZE2
ネストは日本のメーカーで、少々知名度は低いですが競技用自転車も一般的な自転車も両方作っているメーカーでコスパの良い自転車を多く販売しています。
このバカンゼ2も軽量なアルミフレームに信頼のシマノ製パーツを多く選択しているにも関わらず定価38000円と超コスパの1台です。
クロスバイクとしては珍しいフロントシングルギア(フロントが固定ギア)を採用しており、一般的な使用においてはあまり出番のないフロントのパーツ点数を減らして、軽量化と実用性に加えて低価格化を実現している超コスパクロスバイクです。
加えてこの値段でライトやベル、スタンドやリフレクターも標準装備の圧倒的なコスパが特徴です。
ルイガノ LGS-L9
ルイガノはカナダのスポーツバイクメーカーでコスパよいスタイリッシュなデザインが売りのメーカーです。
LGS-L9は軽量アルミフレームにコンポはすべてシマノ製に加えて、ホイールもシマノ製で揃えておきながら
本体価格は58000円と非常にコスパの良い1台です。
ベルとぺダルも標準装備なのもオススメポイントです。
タックルは意識して最小構成にしよう。
自転車釣行はどうしても、持っていけるタックルの量に限界があります。
ロッドも複数本持っていくのは難しいですし、ルアーも沢山持っていくのは難しいです。
予備のリールに予備のフックに予備のラインなどとあれこれ予備を持っていこうとすると
あっという間に荷物が増えていきます。
意識して、最小のタックルを構成しましょう!
自転車釣行のお勧めカスタム
自転車釣行において最もネックになるのがタックルの積載能力が低い点です。
これを解決するために、どうしても自転車をカスタムしていく必要があります。
カスタムと言っても仰々しいものではなく、市販のパーツを取りつけるだけの誰でも出来る内容です。
リアキャリアとパニアバック
個人的に自転車釣行に欠かせないのがパニアバックとリアキャリアです。
リアキャリはとはママチャリなどの後ろのタイヤについている荷台のことです。
ママチャリにこんなのついてますよね?
そして、パニアバックと言うのはこのキャリアに取りつけて使うバッグのことです。
サイズも様々ありますが、自転車釣行であれば20Lくらいが使い勝手が良いです。
なぜ、リュックやショルダーバッグなどではなくパニアバッグなのかと言うと
自転車で移動するうえで、リュックやショルダーバッグは不快かつ危険だからです。
実際にやってみると分かりますが、リュックやショルダーバッグを身に着けて自転車に乗ると汗で非常に蒸れます。
特にリュックは最悪で、構造的に湿気が抜けにくいので冬場でも蒸れて非常に不快です。
ショルダーバッグはいくらかマシですが、肩の部分やバッグが当たっている腰などが蒸れます。
また、ショルダー系のバッグはどうしても自転車をこいでいると左右に揺れてしまい運転の大きな妨げになります。
パニアバッグであればリュックのように蒸れない、ショルダーバッグのように揺れないので快適かつ安全です。
使い方としてオススメなのが、パニアバッグにそのままショルダーバッグやウエストバッグを入れてしまう方法です。
こんな感じに、ショルダーバッグを入れて
替えスプールなんかも入れて
レインやウインドブレーカーも入れてやれば
こんな感じ。
後はキャリアに取りつけるだけでOK
キャリアへの取りつけも工具は一切不要で、だれでも簡単に出来ます。
ポイントに付いたら、ショルダーバッグだけだして、実釣すれば使い勝手もいいですよね?
個人的にオススメなのがRhinowalkのパニアです。
上の画像のパニアもRhinowalkのパニアなのですが、表面がラバータイプで防水性能も抜群ですし汚れも落ちやすく
値段も手ごろでオススメです。
パニアで有名なメーカーとしてはオルトリーブ、ブラックバーンなどの物はサイズや仕様によっても異なりますが
自転車釣行に丁度いい20Lサイズで防水性能のあるものだと12000~20000円ほどしますが
Rhinowalkのパニアなら5000円前後のものがあるので、非常にオススメです。
パニアバッグはキャリアの両側につけられるので、荷物の量が多い方は特にコスパの良いパニアがオススメです。
キャリアの方でオススメなのが
Ibera(イベラ)というメーカーのツーリングキャリアプラスがオススメです。
スチール製のキャリアが多いなかアルミ製で760gと非常に軽量で、私も愛用しています。
お値段も4000~5000円程度とお買い得なキャリアです。
スチール製の2000~3000円くらいのもっと安いキャリアもあるので、重量や錆びを気にしない方は安いものでもOKです。
移動時は財布や携帯はフロントバッグに
自転車釣行時に意外と困るのが、移動時にスマホや財布等の貴重品をどこにしまっておくかと言う点です。
私の場合、上で説明した通りショルダーバッグをパニアバッグにしまっているので、ショルダーバッグにスマホや財布を入れてしまうとコンビニや自販機等のちょっとした買い物の際などに非常に不便です。
実釣中はショルダーバッグに入れてしまうので、気にする必要はありませんが移動中は意外にしまう場所に困ります。
ズボンや上着のポケットは落下の危険性やそもそも、運転の妨げにもなりますし、夏は蒸れます。
そうした問題を解決してくれるのが画像のフロントバッグです。
フロントバッグはハンドルの中央部の取付が可能で、私は移動時に財布やスマホ、モバイルバッテリーなどをしまっています。
無くても、問題ないかもしれませんがあると非常に便利です。
私が使っているのはRISWHEELというメーカーのハンドルバッグで表面がラバー状で防水性能の高くオススメです
値段も2500円前後とお求めやすい価格です。
ロッドはパックロッドが使い勝手が良いけど9フィートくらいまではOK
自転車釣行の一番の難点がロッドの持ち運び方法について。
ネットで検索すると、ゴールデンミーンのロッドホルダーを改造する方法が多く出てきます。
タモ網はテスト中ですが・・・
意外にしっかり固定されているし、ペダルをこぐ時にも邪魔にならないし、アミが絡んだりしないので結構いい感じです。
まとめ
如何だったでしょうか?
以前にも自転車釣行の記事はあげていたのですが、そのブラッシュアップという事で
あらためて書いてみました。
皆様の参考になれば幸いです。
以前の記事は下記のリンクをご覧ください
追記 2020/10月21日
新しくより自転車釣行を快適にする記事を書いてみました
こちらも参考にしてみてください。
コメント
先程コメントしました。
再度記事を読むとロッドホルダーのやり方にも触れられてることに気づきました。お手間を取らせてしまい申し訳ありません。