どーも。
今日は18バンタムMGLをレビューしていきたいと思います。
まもなくコアソリッドボディが搭載された20メタニウムが発売されるわけですが、今回は現時点で唯一のコアソリッドボディが搭載されているバンタムMGLのレビューをしていきたいと思います。
バンタムMGLはベイトシーバスにピッタリな高スペックリール
バンタムMGLを使ってみた結果を一言でいうならベイトシーバスにピッタリなリールです。
まずはスペックから
自重 215g
スプール径 34/22mm
ラインキャパ 16lb 100m
最大ドラグ 5.0kg
ギア比 5.5 6.2 7.1 8.1の4種類
定価 ¥39,000
スペックから見て取れるのは太いラインがたくさん巻けるパワーフィッシング向けのリールという事でベイトリールを多用するバスフィッシングの最近の流行りからは少しずれたリールと言う印象です。
個人的にはデザイン、性能共に非常に気に入っていて、超オススメのリールです!
圧倒的な剛性感と安定した巻きを生む適度な自重
バンタムMGLの最大の売りがアルミの一体成型であるコアソリッドボディからくる圧倒的な剛性感です。
そして、その圧倒的な剛性を誇るボディにシマノが誇るマイクロモジュールギアが搭載されることによって生まれる抜群の巻き心地。
アルミ製なのでそれなりに重量のあるリールですが、重いとは感じませんし
むしろ、この自重があることで巻きが安定すると感じれる絶妙な重量です。
剛性だけでなく、パーミングしやすい小型なボディも巻物に使ってくれ!というシマノさんのメッセージを感じます。
以上のように巻物や剛性面が生きるビックフィッシュやビッグベイト等の大型のルアーに相性の良いリールです。
まさに、巻物の釣りであるシーバスフィッシングにはぴったりのリールです。
PE2.5号が150m巻けるベイトシーバスにピッタリなMGLスプール
バンタムに搭載されているスプールは、世の中ではラインキャパが多すぎるという意見の多い16lbが100m巻ける150番スプールです。
バスフィッシングでよく使われるフロロカーボンの16lbを巻くと、大体ですが28g~ぐらいの重量になります。
70番スプールであるメタニウムMGLであれば糸巻量の違いはありますが25gぐらいなので、メタニウムMGLと比べてどうしてもキャストフィールが悪くなります。
ですが、比重の軽いPEラインを巻いてしまえば上の画像の通りスプールは非常に軽量化されます。
軽量なPEラインを巻くことで格段にキャストフィールと飛距離が向上します。
上の画像はPE2.5号を150mと30lbのナイロンリーダーを10m巻いています。
ヘッジホッグスタジオさんで販売されているアベイル製のマイクロキャストスプールやシマノ純正の夢屋の浅溝スプールを使えばもっと細いラインを巻いてよりスプールを軽くすることで、飛距離やキャストフィーリングを向上させることが出来ますが、個人的にはノーマルの150番スプールがオススメです。
どの理由としては、2点あります。
①高切れ防止のために太いラインを使いたい
②150番スプールに搭載されているブレーキシューMを使いたい
この2点から150番スプールがオススメです。
①は説明する必要はないと思うので、②を説明すると
シマノのNewSVSインフィニティを搭載しているリールは100番以下のスプールと150番以上のスプールでは搭載されているブレーキシューのサイズが異なります。
100番以下のスプールはブレーキシューSが搭載されていて、150番以上はブレーキシューMが搭載されています。
字面の通り、ブレーキシューのサイズでブレーキの強弱をつけているのですが
ベイトリールにPEラインを巻くと、上記の通りスプールが大幅に軽量化されます。
スプールが軽量化されることによって、スプールの回転数が上がるので当然ブレーキを強くする必要があります。
ブレーキシューSでシューの個数やダイヤルで調整してもいいのですが、ブレーキシューMを使うことで最大ブレーキ力を高めることが出来ます。
特に、ルアーロッドとしては非常に長いシーバスロッドで、飛距離の出る鉄板系や重めのシンペンを使うケースではバスフィッシングとは比較にならないほどの初速が出ます。
その初速に対して高切れしない、適切なブレーキを掛けるにはMサイズのブレーキシューの方が適しています。
一点注意としては、ラインを巻く際はかなり強めのテンションを掛けて巻く必要があります。
特に巻き始めの30メートルくらいはこれでもか!と言うくらいテンションを掛けて巻かないと2.5号は150m巻けないので注意してください!
バンタムMGLの欠点
バンタムMGLの欠点ですが、個人的には特にありませんが念のためユーザーの声で多いものを紹介しておきます。
スプールが深溝過ぎる
これは先ほども説明しましたが、釣りのスタイルや対象魚によってはラインキャパが多すぎることです。
これに関しては、個人的には全く理解できないのですがラインキャパが多すぎるという声が多いです。
太いラインをたくさん巻けてパワーフィッシングが出来る点がバンタムの売りなので、細いラインを巻きたいなら別のリールを使えばいいと思いますが
バンタムを細いラインでも使いたいという方が多いようで、ラインキャパが多すぎるという声が多いです。
発売後すぐに夢屋から浅溝スプール(12lb-100m 70番スプール)が販売されましたことも原因でしょう。
クラッチレバーの位置が高すぎる
これはパーミングの方法や手の大きさ等で、個人差があるので私は全く問題ないのですが
多くの方がクラッチレバーが高すぎるという方が多いです。
私はベーシックな右巻きのワンフィンガーでキャストしてスリーフィンガーでパーミングしていますが
SNS等で言われている使いにくさは全く感じません。
どうしても使いにくいということであれば、ヘッジホッグスタジオさんで販売されいるKAKEDZUKA DESIGN WORKSさんのオフセットクラッチがオススメです。
これが、そのオフセットクラッチなのですが見た目も非常にカッコいいので、ドレスアップにもオススメです。
まとめ+入魂してきました!
如何だったでしょうか?
まもなくコアソリッドボディを搭載した2つめのリールである20メタニウムMGLが発売されるので
最初のコアソリッドボディ搭載リールであるバンタムMGLをレビューしました。
皆様の参考になれば幸いです。
実際に使用してきて60UPのシーバスで入魂してきました!
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