今日は釣りのマナーについてのお話です。
先日こんなツイートを目にしました。
豊洲ぐるり公園で釣りをされる利用者様へのお願い
昨今、豊洲ぐるり公園での釣り人が急増しており、又、マナー違反や、投げ釣りによる事故が多発している為、新たに看板を設置致します。
ご確認の上、ルールとマナーを守りながらご利用お願い致します。https://t.co/40b0hfN8Dg pic.twitter.com/PGU165slS8
— 豊洲ぐるりパーク (@toyosugururi) October 15, 2020
昨年太刀魚や青物が沢山釣れたり、今年もサバが爆釣するなど非常に人気なぐるり公園を管理している豊洲ぐるりパークさんが釣り人に警告のようなものが出されました。
私も9月、10月と、2回釣りをしましたがやっぱりなーという印象です。
と言うのも、マナーの悪い釣り人が結構目につきました。
ポイント的にはどう考えても初心者や家族連れのライトな釣り人が多いポイントなのである程度は仕方のない事なのですが
コロナの影響で、アウトドア系の趣味を始める方が非常に増えており、釣り人が一気にに増えたためどうしても一定層のマナーの悪い釣り人が発生してしまっています。
近年こうした釣り人のマナーの問題でどんどん釣り場がなくなっています。
釣りを愛する1人として、今回は釣りの基本的なマナーについて、お話していきます。
最も重要なのは挨拶
もうね、声を大にして言いたいです。
挨拶しないヤツ多すぎです。
これ、勘違いしてほしくないのは釣り場で全員に挨拶しろ!って言ってるわけじゃないんですよ。
若洲とかの海釣り公園等の人の多い場所で全員に挨拶しろとか、サーフや大規模河川などの釣り人同士の間隔が広くとれる場所では全員にする必要はありません。
だた、堤防や海釣り公園なら
自分の両隣の釣り人に
「こんにちは。」
「隣いいですか?」とか
空いてるスペースに入れてもらう場合に
「あいだ、入ってもいいですか?」
くらいの最低限の挨拶をしましょうという意味です。
なんで、公共の場で釣りをするのに、他人に挨拶して許可を取らなくちゃいけないんだ!
と思う人もいると思いますが、
挨拶される側の人はあなたより先に釣り場にきて、先にその場所で釣りを楽しんでいるわけです。
あなたが来たことでその人の釣りをするスペースは制限されますし、あとから来たあなたがお祭り等で迷惑を掛けたりする場合もありますよね?
もし、お子さん連れならお子さんが迷惑をかけてしてしまうかもしれません。
あなたより先に来たのにも関わらず、あとから来た人のせいで不利益を被るわけです。
にも拘わらず、あとからきて挨拶も同意もなしにしれっと自分の隣で釣りを始めたら先行者としてはいい気持ちはしないですよね?
もちろん、先に来た人くエライわけでもありませんし公共の場ですからみんなで譲り合う必要があります。
だからこそお互いが気持ちよく釣りをするために挨拶は非常に重要です。
ごみは持って帰るのが基本
大前提としてごみは持って帰りましょう。
ポイ捨てなんて釣り以前に人として論外ですが、悲しいことにたばこの吸い殻やペットボトル等の釣り人以外の可能性のあるごみに始まり
仕掛けやルアーのパッケージなどの100%釣り人の出したごみがいまだに水辺には多くみられます。
ポイ捨て以外に問題なのがこれ
山盛りのごみ箱とその脇に放置されたごみ
これ、やってしまった経験がある方も多いとおもいます。
ごみ箱が設置されているけど、利用客が多く一杯になってたので、
ごみ箱の横やゴミ捨て場の端にごみを置いて行った経験ありませんか?
これ、絶対にやめてください。
何が言いたいのかというと、収まってないごみは風や鳥・猫等によって散乱してしまいますよ?
で、その散乱したごみは誰が処理するの?
ということです。
そうなれば、あなたの行為はポイ捨てと同じ行為になってしまいます。
そうならないためにも、ごみ箱は正しく使いましょう。
ゴミ箱に入らないごみはすべて持ち帰るこれが基本です。
根がかりは手元で切らない
これも非常に重要です。
釣りをする上で避けては通れないのが根がかりです。
竿をあおったりすることで、外れることもありますがどうしても外れない根がかりもあります。
そんな時に手元のリール付近からハサミ等でラインを切る
これ絶対にやってはいけません。
なぜなら、ものすごく長い量のラインが水中に残ってしまうからです。
仮に投げ釣り等で50m仕掛けを飛ばした地点で根がかりしたとすれば
手元でラインを切ってしまえば、50m分のラインと仕掛けが水中に残ってしまいます。
しかも、ナイロンラインやPEラインは比重が軽いため鳥や水中動物に絡まったり
船や漁師さんの漁具に絡まったりなどの二次的な被害を生んでしまう可能性があります。
なので、根がかりした場合は可能な限り水中にラインや仕掛けを残さないことが重要になるのすが
手元でラインを切る行為はこれと対極の行為なわけです。
周りに合わせた釣り方をする
これも、非常に重要です。
周りに合わせた釣りって何?って話ですが、
要は他の人を邪魔しない釣りってことです。
具体的には先行者や投げ釣りやぶっこみ釣りなどの仕掛けを海底に沈める釣りをしていたとしましょう。
で、あとから来たあなたが、流れの上流から仕掛けを流す(漂わせる)ようなふかせ釣りや投げサビキをしてしまうとあなたの仕掛けは流れに乗って先行者の仕掛けとお祭りしてしまうワケです。
この様に、自分の釣り方が他の誰かの釣りを妨げてしまう場合と言うものがあります。
なので、先行者がいる場合や釣り人が多いポイントでは周りに合わせた釣り方が求められます!
迷惑・違法駐車はご法度!
違法駐車なんて論外なんですが、一定数釣りをするために違法駐車する人いるんですよねw
荒川などのいわゆる激戦区などはコインパーキングに止めるのも一苦労なので、駐車禁止の場所に止めている車をよく見かけます。
それ以外にも、漁港などで漁師さんの邪魔になるようなスペースに駐車してしまったり、現地の住民の方の生活を妨げるような駐車や釣り場の近くだからと言って勝手に私有地に駐車してしまうケースもあります。
こういったパターンはよそから来たヤツが現地の方に迷惑をかけてしまうので、ものすごく悪い印象を与えてしまいます。
そうなると、一気に釣り禁止へ流れが向いてしまいます。
迷惑を掛けないように、決められた場所に駐車を心がけましょう!
荷物は広げない
クーラーボックスや竿掛けや予備の竿、たも網など釣りは非常に荷物の多い趣味です。
これらを必要以上に広げてしまうと他の人のスペースを奪うだけでなく、荷物を踏まれてしまったり通行の妨げになってしまうこともあり得ます。
荷物はコンパクトにまとめるなど、他の人への配慮が必要です。
海面をライトで照らさない
魚の種類によっては非常に警戒心が強く、海面をライトで照らすと逃げてしまいます。
一度逃げてしまうと、戻ってくるには非常に時間がかかるためもう釣りになりません。
なので、海面をライトで照らすのはNGです。
特にヘッドライトやLEDランタンのような白い色の明かりは絶対にNGです。
ルアー交換や仕掛けの交換等の際は水面に背中を向けるなどして、光が当たらないようにするのがマナーです。
コマセやイカ墨はきれいに掃除する
これも超重要です。
サビキ釣りをしているとどうしてもコマセがこぼれたりして、地面や柵に付着してしまいますよね?
イカ釣りをすれば、釣りあげた時にイカがスミをはいて地面が汚れますよね?
この汚れをそのままにしておくと悪臭の原因にもなりますし、何よりその場が汚れてしまいます。
なので、きれいに流してやる必要があるわけです。
スミもコマセも付着してすぐなら、水汲みバケツで簡単に流れます。
加えて、ダイワから発売されているスクレイパーブラシような小型のブラシあると非常に便利です。
いつまでも釣りを楽しめるように自分に出来ることを
如何でしたでしょうか?
今回は釣りのマナーについてお話してきました。
あれこれ、書いてきましたが
重要なのは自分が続けていくことです。
誰かに強制することでもありませんし、今日しかできないなら意味がありません。
これからも釣りを楽しめるように、自分に出来ることを続けてい行きましょう!
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