釣り歴20年が教える中古釣り具の選び方!

中古釣り具
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今日は、中古釣り具についてのお話です。

大前提、釣りってお金がかかる趣味ですよね。

もちろん、お金をかけずに楽しむことも出来ますが

経験を重ねていくと、より良い道具を使いたくなったり

別の魚を釣る竿やリールが欲しくなるものです。

そんな時に、誰しもが考えるのが中古だと思います。

ですが、初心者の方は中古の釣り具って大丈夫なの?っていう不安があると思います。

なので今回は、中古で道具をそろえる際の注意事項を解説していきたいと思います。

 

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オークションと店舗のどっちがいいの?

中古の釣り具を買う手段として、ヤフオクやメルカリなどのネットで購入するパターンと

タックルベリーやキャスティングなどの中古を扱っている釣具屋の店舗で購入する2つのパターンがあります。
(ベリーネットなども店舗扱い)

メルカリやヤフオクを使った場合は、仕入れコストや販売利益などを省くとが出来るため実店舗より安く購入することが出来ます。

ですが、梱包不良による破損や画像で状態を判断しないといけない事から傷や汚れなどの状態を正確に判断できないなどの問題が発生します。

破損については、配送業者の保証がありますが時間も手間もかかりますし、返金対応になるためもう一度お目当ての商品を探す必要もあります。

また、ロッドについては非常に配送料が高額で佐川急便では3辺の合計が160cm以下のサイズで¥1,600ほどかかります。

竿が長くなればなるほど送料は上がります。

先日管理人が9.6フィートのロッドを出品した際は¥2,500ほど送料で掛かりました。

ヤフオクにしろ、メルカリにしろ出品者は配送料を考慮して値段を設定していますのでロッドは配送料が高くついてしまします。

実店舗の場合は、現物を確認して購入し自分で持ち帰るため上記のような問題は発生しませんがネット購入よりは1~2割程度割高です。

つまり、ロッドやリール、ウエアなどの実物を確認したいものは実店舗で購入し

仕掛けやライン(未開封や未使用)やある程度ダメージがあっても使用に問題ないく、使えばすぐに汚れるルアーやオモリなどをネットで購入するのがおすすめです。

リールやウエアなどは、使用回数が少なければネットで買うのもアリだと思います。

 

中古品を買う上での注意事項

中古で買うときは、きちんと製品の状態を把握して購入しないとトラブルの原因になりかねません。

なので、それぞれの道具ごとに何を確認すればよいかを解説していきます。

 

リール

リールはまず巻いたときの異音(シャリシャリ音に注意)やゴリ感の有無を確認します。

異音やゴリ感などはメーカーに修理に出さないと直らないことが多いので、特に注意しましょう。

次に、ラインローラーハンドルノブが滑らかに回転するかどうかを確認します。

特にラインローラーは潮が残りやすく、この潮が原因でシャリシャリ音が発生しますので

ハンドルを巻いたときにシャリシャリ音がしたときは必ず確認しましょう。

次に確認すべきなのがスプールエッジの傷です。

スピニングリールの場合スプールエッジに大きな傷があると、ラインが傷に引っかかり飛距離が低下したり
PEラインの場合はラインが切れる原因になります。

なので、スピニングリールの場合は必ずスプールエッジに傷がないか確認しましょう。

あとは、全体の傷を確認して終わりです。

 

ベイトリールの場合も、ハンドルを回転させたときの異音やゴリ感の確認は同じです。

ベイト独自の確認事項としては、クラッチがスムーズに切れるか、レベルワインダーがきちんと動くか
を確認しましょう。

ちょうど中古で買った13メタニウムです。

あとは、スピニングと同様にスプールも確認します。

ベイトの場合は傷と同様に、スプールにゆがみがないかも確認します。

ベイトは構造上、スプールにゆがみがあると飛距離が低下しますし巻きに違和感がです。

必ず確認しましょう。

 

ロッド

ロッドの場合はブランクスの傷とガイドの錆びや腐食の有無とグリップの汚れの3点を確認しましょう。

傷については、軽く爪がかかるレベルの傷であれば使用自体には問題ありませんが

塗装を通り越してカーボンに傷が入ると最悪折れてしまう原因となりますので、全体の傷をしっかり確認しましょう。

ガイドの腐食はステンレスやチタン製のガイドでも腐食している場合があるので確認しましょう。

画像はダイワのカーボン製ガイドのAGS 腐食は少ないが傷には注意が必要

腐食以外にも、ガイドを固定しているエポキシ接着剤が割れていないかも確認が必要です。

小さなひび程度であれば、エポキシ接着剤を買ってくれば簡単に修理もできます。

 

グリップの汚れはコルクグリップは分かりやすいですが、濃い色のEVAグリップは分かりにくいので注意しましょう。

写真はかなり白く見えますが、実際は若干白いかな?といったレベルです。

擦れが原因で白くなっています。

コルクグリップや明るい色のEVAグリップの場合は黒く変色します。

シンナーでふくと多少はきれいになります。

 

ルアー

ルアーは全体的な傷の状態とフックの錆びが主なチェック項目です。

全体の傷や塗装のハゲについては、使えば必ず付くものなのであまり気にする必要はありません。

個人の感覚で許せる範囲で選んでください。

フックは付属している場合と、付属していない場合があるので付属している場合錆びていないか、針先が丸まっていないか、針のサイズが適正かどうかを確認しましょう。

大体こんな感じで錆びが出ます。

 

ラインや仕掛け

ラインや仕掛けは基本的に未使用品や、未開封品を選びましょう。

あまり古いものは、ラインが劣化していることもあるので注意しましょう。

 

その他

その他のウエアやバックや小物類などは汚れや痛みなどがご自身の許容する範囲内で選べば実釣自体には問題ありません。

 

まとめ

今回は中古釣り具を選ぶ基準について解説しました。

皆さんのタックル選びの参考にして頂ければ幸いです。

 

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