isseixSLPワークスのPE専用スプールをベイトシーバス的に徹底レビュー

isseiスプールシーバス
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どーも。

今回はちょっと散財と言うか衝動買いしてしまったisseiのPE専用スプールのレビューです。

昨年の発売からずっと気になっていたのですが、初回・2回目の販売はあっという間に売り来てしまい購入することが出来なかったPE専用スプールが先日再販され、今回購入することが出来ました。

私は殆どバス釣りをしないので、ベイトシーバス用として購入しました。

再販分も2時間で売り来てしまった、レア物ですが次回以降の購入を検討されている方の参考になればという事でレビューしていきたいと思います。

 

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結論!ルアーを選ぶが、ベイトシーバスで十分使える

ベイトシーバス

結論からお話すると、非常にルアーを選びますが飛距離とキャストフィーリングは抜群で、十分ベイトシーバス用として使えるスプールです。
(今回はジリオンTW HLCにisseiスプールを合わせて使用しました)

ただ、ロッド1本で沢山のルアーを扱うバーサタイル性があるか?と言われると・・・・

となってしまうくらいにルアーを選ぶスプールです。

ベイトリールの特性上、リールがルアーを選ぶのは仕方のない事なのですが

このPE専用スプールはスプールの特性を理解して使うルアーを選ばないと

「なんだこれ?使えないじゃん!」となってしまうスプールだと思います。

その辺りを詳しく解説していきます。

(スペックや搭載可能リール等の基本情報は公式ページをご覧ください)

ビッグベイトやブレード系は超苦手!

秋の落ち鮎パターンや、ボートでのコノシロパターンで多用されるビッグベイトやデイゲームの鉄板ルアーであるブレード(スピンテールジグ)系のルアーとは非常に相性が悪いです。

と言うのも、PEライン用の遠投向けに作られた極薄のインダクトローターは想像以上に最大ブレーキ力が小さいです。

スプール

左がジリオンHLCで右がisseiスプールです。

isseiスプール

単体で見るとこんな感じ。

ラインが重いモノフィラ系ラインではなく、軽いPE専用という事でスプールの総重量が軽くなるので

慣性力が低くなるので、ブレーキは弱くてよいという理屈なワケですが

ブレーキメモリを最大の20にしても、かなり最大ブレーキ力は弱いです。

そのせいで、空気抵抗の大きいルアーを使うとダイヤルを最大の20に合わせてもブレーキ力が足りません。

その結果、空気抵抗が大きく回転してしまいやすいビッグベイトやスピンテールジグはブレーキ力が足りず

バックラッシュを起こし、ルアー重量も重いため高切れも頻発してしまうワケです。

なので、ボートでのランカー狙い等のビッグベイトや水深のある港湾部などで有効なスピンテールジグを使う際には別のスプールがオススメです。

個人的なおすすめとしては、ダイワのジリオンHDかシマノのアンタレスDCMDがオススメです。

どちらともビッグベイトなどの空気抵抗の大ききルアーを快適にキャストすることに非常に長けているリールなのでそういった用途ならこちらがオススメです!

 

 

バイブレーションやシンペンはぶっ飛び・超快適

この辺りの空気抵抗が少なく、ある程度重量があって飛距離の出るルアーが一番ドンピシャで本領発揮といった感じです。

専用に設定されたブレーキがまさにドンピシャで、抜群の飛距離とキャストフィーリングを体験できます。

軽量なスプールが一気に立ち上がってもラインが浮かず、サミングも必要ありません。

キャスト後半にはインダクトローターが戻って、ブレーキが抜けるのですが通常のマグフォーズZのように一気にブレーキ力が0になるような感覚ではなく飛距離を犠牲にしない程度の非常い弱いブレーキが掛かっているような感覚でこれが、キャスト後半のバックラッシュを防いでくれています。

 

isseiスプールが使用できるジリオン系に搭載されている大型のTWSとの相性も抜群でとにかく気持ちいフィーリングです!

 

ミノーはアングラーの腕次第!

おそらくシーバスフィッシングで最も出番の多いルアーであるミノーの使用感は飛ぶけど、アングラーの腕の影響を大きく受けるなーという印象です。

と、言うのもミノーを飛行姿勢を崩さず投げるのって結構難しいんです。

サイレントアサシンとか、バーティスとかの重心移動が入っていて飛行姿勢が良いタイプや20gを超えるルアーは比較的誰が投げても投げやすく、飛距離も出るのですが

10年以上前に発売されているようなサスケとかX-80あたりのルアーをきれいに飛ばすのは割とスキルがいると思います。

飛距離を出そうとすれば、力んで飛行姿勢が乱れるしスプールが急加速しすぎてバックラッシュの原因にもなります。

個人的な最も簡単な1つの解決策としてはメカニカルブレーキを少し効かせることでです。

最近はダイワのゼロアジャスターなんかもあって、メカニカルブレーキはゼロポジションと言うのがスタンダードですが

メカニカルブレーキを少し効かせてやることでルアーの姿勢が安定して、結果として飛距離が伸びます。

 

空気抵抗が少なく、ある程度重量のあるルアー向けのスプール

ざっくりとまとめてみると

空気抵抗が少なく、ある程度重量のあるルアー向けのスプールです。

シーバスでいうなら、バイブレーションやシンペン・12cm以上のミノー等は非常に快適です。

逆に、小型ルアーやビックベイト等の空気抵抗の大きいルアーは苦手です。

シーバス的にはこんな感じですが、バスならバイブレーションやヘビキャロ

重めのシンカーを使用する磯のロックフィッシュなんかもドンピシャだと思います。

開発者の一誠の村上さんのPEスプールについての動画も載せておくので、こちらも参考にしてみてください。

【村上的 特別編】 発売直前!PE専用スプールのイロハ
【村上的】#023 琵琶湖でヘビキャロ!PEスプール実投

 

 

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