どーも。
お久しぶりです。
今日はいわゆる『中華ルアー』についてのお話です。
ちょっとグレーな話を含むので取り上げようか悩んでいたのですが
思うところもあって今回取り上げることにしてみました。
中華ルアーの購入を検討している方に読んでいただけると幸いです。
大きく分けて2種類の中華ルアーがある
まず、大前提として中国で製造されているルアーが中華ルアーなワケですが
中国で製造されている中国のメーカーのオリジナルの中華ルアーと
日本や世界中の有名メーカーのルアーをパクっている中華ルアーの2種類があるわけです。
今回メインで取り上げていくのは後者のいわゆるパチモンの方の中華ルアーで
中国メーカーのオリジナルのルアーを悪く言うつもりはありません。
どう見てもサイレントアサシン!?
これ片方が本物のサイレントアサシン99Sでもう片方がいわゆる中華ルアーなのですが
見分け付きますか?
こちらはアップの写真です。
この写真だけでどっちが偽物かわかる方は普段からサイレントアサシンをメインルアーとして使っている方だけだと思います。
それくらい精工に出来ています。
で、正解はと言うと
レッドヘッドの方が中華ルアーです。
私の購入したものは、こんな感じのパッケージも付属していてそれなりにルアーとしての体裁を整えてあります。
実際に手にっとって見れば、ルアー名やサイズの表記が無かったり、若干作りの荒いフックなどでルアーフィッシング歴がある程度ある方はなんか変だな?もしかして偽物?と勘づくとは思いますが
塗装もきれいですし、内部の重心移動システムもちゃんと作動していて問題なく実釣で使えるだろうなーと思ってしまうレベルです。
多少、フックのノリが悪かったり飛行姿勢が悪かったりしても値段を考えれば全然ありと多くの方が思うはずです。
ちなみに私は送料込みで700円くらいでした。
本物のサイレントアサシンが1,800~2,000円くらいですから、半値以下ですww
心配なフックをオーナーばりやがまかつのフックに交換しても1000円以下です。
正規品は原価意外に開発コストや広告費が含まれているのである程度お値段がするのは仕方のないことなのですが・・・
とはいえお値段を考えると・・・と思ってしまう人もいるでしょうねw
ヴァルナって書いてあるじゃんww
お次はコチラ
OSPのバルナ110の中華ルアー
元はバス用で発売されましたが、ソルト用も発売されている人気のバルナ110SPですが
ちょっと分かりにくいですが、背中にVARUNA110 SPと書いてありますww
もう隠す気ゼロですねww
もちろん、本物とはフォントなど全く違いますがVARUNAとしっかり書いちゃってありますww
バルナの特徴であるハニカム構造のボディも見た目上はきれいに出来てますし、OSPルアーの特徴であるアイもちゃんと横アイです。
重心移動システムもスムーズに作動して、釣れないわけないよなーという出来栄えでこれ金型流出してない?と疑うレベルです。
これもお値段700円前後で正規品と比べると・・・・・
DUOさん、金型流出してませんか?(レアリスジャークベイト)
お次はDUOのバス用ジャークベイトのレアリスジャークベイト。
小さい方が110SP、大きい方が130SPなのですが
どちらも送料込みで300円程度と激安ですwww
DUOは実は多くのルアーメーカーの製品をOEMとして製造している会社でもあります。
バス釣りで超人気メーカーのレイドジャパンも製造はDUOですし
上記のOSPのバルナもDUOが製造しています。
もしかして、DUOさん金型流出してません?
というのも、他にもDUOが製造しているルアーの中華ルアーと言うのをとてもよく見かけます。
それだけ、DUOが多くのルアーを製造しているということだと思いますが・・・
肝心のデキの方は非常に残念なレベルです。
塗装も雑ですし、フックもかなり程度の悪いものが付いています。
私の購入した個体はラトルの鉄球が重心移動のスペースに入ってしまっていて、重心移動がスムーズに作動しませんww
何というか、一般的な中華クオリティなダメなつくりをしています。
Dコンってこんなに安かったっけ?
もうね。
まんまスミスのDコンタクトですww
渓流のルアーフィッシングをする方なら知らない人はいないし、だれでも1度は使ったことのある超名作ルアーです。
私は渓流は全く門外漢ですが、見ればDコンだって分かりますし渓流では必携のヘビーシンキングミノーだって知ってるくらい超有名なルアーです。
サイズは5cmと小さいのに1個1500円以上するお高いルアーだってことも知ってますww
だからでしょうか、必然というか中華製のDコンが誕生してしまったわけです。
で、中華製Dコンはお値段400円以下です。
サイズもオリジナルには存在しないサイズも存在しますw
ルアー自体のデキも合格点で塗装もフックもこれで400円以下ならむしろ全然OKと言えるクオリティです。
あれ?これIP-26じゃないよね?
シーバスアングラーならだれでも知っているコアマンのIP-26の中華ルアー。
フックが若干クオリティが低いですが、それ以外ほとんどIPです。
もっとも大きな違いが、中華製はアイが3か所あります。
申し訳程度にオリジナル要素を出していますww
それ以外はIPなのでロストの危険が高い場所ではこちらを使いたくなりますよね・・・・
使った感じとしては、フツーに使える。
ロスト率の高いバイブレーションってことを考えるとこちらを使ってみたくなりますw
アリエクスプレスで個人輸入で買えるけど・・・
これまで紹介してきた中華ルアーですが、私はアリエクスプレスという中国のネットショッピングサイトで購入しました。
中国からの発送なので、届かなかったり送料が高くなると思いがちですが届かないケースは非常に稀ですし、送料もルアーのサイズであれば数百円レベルです。
それでも不安と言う方はアマゾンやメルカリで小遣い稼ぎに個人で輸入した中華ルアーを売っている人がいます。利益を出すために若干割高にはなっていますがそちらでも購入可能です。
ただ、購入可能と言いましたが限りなく黒に近いグレーな商品だと個人的には思います。
大前提として正規品を購入するというのが100%正しいワケです。
ただ、国内のルアーメーカーを見ているとこれって○○のパクリだよね?と言いたくなるようなルアーを作っていたりもするわけです。
そのままパクらなくても、特許的に問題のない範囲で殆ど似たような商品って溢れてますよね?
ルアーという商品の性質上ある程度似るというのは仕方のないことですが、そんな他社のルアーをまねたルアー2000円を超えるような値段で流通しているとなんだかなーと思うわけすよ。
そんな状況で殆ど同じで半値以下で中華ルアーが売られいるとそちらを購入したくなるのも理解出来ます。
私はブログのネタに購入してしまっているので、偉そうなことは言えませんが某ルアー雑誌のWEBページが
ダイソーのルアーを扱き下ろしているのを見ると、ルアーの適正な値段っていくらが正しいのかと考えさせられます。
某DRTのように正規代理店がヤフオクやメルカリみたいな状況もあるわけですしね。
まぁ、中華ルアーは一言でいうと玉石混合と言った感じです。
購入も使用も目利きが必要です。
初心者の方が安易に手をだすと痛い目を見ますので注意が必要です!
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