どーも。
今日は使わなくなった釣り具をどうやって処分するのかという釣り人の永遠のテーマについてです。
使わなくなった釣り具を処分するとなった場合はタックルベリーなどの買取店に売るか、ヤフオクなどのオークションサイトやメルカリなどのフリマアプリで売るなどが候補に挙がると思います。
私も使わなくなった釣り具の多くをタックルベリーやオークションサイトやフリマアプリで売却してきました。
タックルベリーなどの買取店とヤフオクやメルカリであれば後者の方が高く売れるのですが、その中でもメルカリは個人的にはオススメ出来ません。
なので、今日はなぜメルカリはオススメ出来ないのかを紹介していきます。
メルカリがオススメ出来ない理由
メルカリがおすすめ出来ない理由のは3点あります。
1つめから順番に説明していきます。
送料や値引き、振込手数料が引かれて結局高く売れない
メルカリの大きな欠点の1つが、手数料をはじめとして差し引かれるものが多いということです。
まず、1つ目が値引きです。
ヤフオク等のオークションと異なり、値引きがメルカリの文化と言っていでしょう。
自分がメルカリで購入するときも、『お値引き出来ますでしょうか?』とか『xxx円でお願いします』などの値引きをお願いしますし
当然出品側でも『xxx円なら買います』とか『いくらまで値引き出来ますか?』などと言った質問が必ず来ます。
値引きがフリマの醍醐味といっても過言ではないので、値引きをしないというのは効率的に売っていくためには避けられません。
どこまで値引きするのかは、人それぞれですがヤフオクなら落札されてしまえば差し引かれるのは出品料のみです。
ヤフオクの出品料が10%、メルカリが8.64%なので出品料の差はそれほど大きくありませんが仮に10%値引きするとすれば非常に大きな差になってしまいます。
じゃあ、最初から値引き分を考えて出品すればいいじゃんと思うかもしれませんがそうすると売れません。
断言します。
自分がメルカリで買う立場に立って考えれば分かりますが、欲しい商品を検索して販売中にチェックを入れて
値段順に並び替えるか画面をスクロールさせて出来るだけ安くて状態のいいものを探して、安い順にタップしますよね?
そして、自分の希望金額に近いものに値引き交渉をするしますよね?
相場通りの値段設定に値引きのマージンを10~20%程度上乗せして、後にも説明しますが送料分も上乗せしてしまえば
ライバルの出品したものより、圧倒的に高くなってしまいます。
そんな高い商品なんてタップすらしませんよね?
送料についても、メルカリでも送料を購入者負担に出来ますが購入者が送料を負担してくれるケースは超レアケースです。
出品時に送料を購入者負担にしていても、必ず『送料込みでお願いできますか?』とか『送料込みなら買います』なんてコメントをもらいます。
ヤフオクなら送料は購入者負担がポピュラーですから送料のことを気にする必要はありません。
つまり、売る商品にもよりますが200円程度から高い場合には数千円の送料を出品者側が負担する必要があるわけです。
特に釣り竿は大変です。
まず、梱包が非常に大変です。
ロッドの購入時にネットで購入していればメーカーの配送時の細長い段ボールが付いていますが
実店舗で購入した場合は段ボールはついていません。
大きな段ボールを切り貼りするしかないのですが、意外に大変な作業です。
特に海釣り系のロッドは長いものが多く、メルカリ便の最大サイズである3辺の長さの合計が160cm以内に収めることが難しです。
200cmまでに収めて、ヤマト運輸で配送出来れば東京~北海道、東京~福岡で3000円くらいの送料が必要となります。
200cmまでに収められない長いワンピースのバスロッド等はもっと高額になります。
250サイズであれば7,400円、300サイズであれば10,000円を超えてきます。
仮に160サイズに収めたとしても、160サイズの送料は1,600円と高くちょっと古めの8.6フィートのシーバスロッドを5000円で出品すると
5000円-500円(手数料)-1600円(送料)-200円(振込手数料)=2700円
こんな感じでごっそりと、売上金額を持っていかれてしまいます。
購入する側は安いシーバスロッドを探しているわけですから、5000円のロッドに1600円の送料はまず払ってくれません。
最後に振込手数料です。
メルカリの場合現金の振り込み依頼をすると200円の手数料がかかります。
ヤフオクの場合ジャパンネット銀行への振り込みの場合は無料、その他の金融機関は100円となっていてここでも差がついてしまいます。
具体例で計算してみると
仮に私の所有している13メタニウムが1万円で落札・売れたとすると
メルカリの場合は ¥10,000-¥1,000(出品手数料)-¥900(送料 100サイズ)-¥200(振込手数料)=¥7,900
ヤフオクに場合は ¥10,000-¥864(出品手数料)-¥0~¥100(振込手数料)=¥9,136~¥9,036
1割以上の差が発生します。
加えて、上で説明した通り値引きをすること考慮するとそもそもヤフオクの方が高く売れる傾向があると言えます。
もちろん、オークションなので思ったより値段が付かないこともありますしその逆もあります。
ですから一概には言えませんが同じ金額で計算しても1割程度の差が発生していまうわけです。
自分ルールなどのリテラシーの低い層が一定数いらっしゃいますw
2つ目の理由が、結構有名な話ですがメルカリには一定数リテラシーの低い方がいらっしゃいますw
メルカリのルールに従わず、勝手に自分ルールを押し付けてきたり
ちょっと理解できないような言動をされる方がいらっしゃいます。
私の体験談だと、¥17,000で専用にしてほしいと依頼され24時間以内の決済を条件に専用登録したのですが
期限を過ぎても決済されず、こちらの連絡も完全に無視されました。
3日が過ぎた後、もうすでにより安い商品を購入したからもう必要ありませんとの連絡がありました。
呆れてものが言えませんでしたよ。
こうした、リテラシーの低い方がいらっしゃるので気持ちの良い取引が出来ない可能性が一定レベルであります。
もちろん大多数は気
持ちよく取引出来る方ですが、であるからこそ稀にいる酷い方にあたるとこちらのダメージも大きくなります。
必ず売れるわけではない
3つ目の理由が必ず売れるわけでないということ。
買取店の査定金額に納得いかなくて、メルカリに出品したけど売れないなんてことはよくあります。
人気の無い商品や古い商品は当然売れにくい訳です。
いくら買取店より高く売れるといっても、そもそも売れないようなものもあるわけです。
10年前の1万円前後のエントリークラスのリールやロッドなどが特にそうで、送料や手数料を考慮して3~4000円程度で出品しても中々売れません。
10年のうちにもっと性能の良い製品が、販売されているからです。
10年前の誰が、どんな風に使っていたかわからないロッドやリールに3~4000円払う方は中々いませんよね?
メリットも沢山あります。
これまで、メルカリの良くない点を解説してきましたが、メリットも沢山あります。
圧倒的なユーザー数がメルカリのメリットです。
メルカリ最大のメリットは圧倒的なユーザー数です。
サービス提供から5年たった2018年時で7500万ダウンロード、2019年のデータでは月間利用者が1300万との発表がされています。
メインのユーザーは30代以下のユーザーの様で、その世代に対しては圧倒的な集客力と販売力を有しています。
フリマアプリの中では圧倒的なシェアを誇りますし、ヤフオクと比べても高い集客力を持っています。
ユーザーの多さは当然、商品の売れやすさに直結しますのでメルカリを使う最大のメリットとも言えます。
スマホ1台で簡単に出品できる
おそらく、メルカリやヤフオクなどでモノを売る際に最初の関門になるのが『出品がめんどくさい・出品が難しい』という点ではないでしょうか?
実際、出品は非常に億劫な作業なのですがメルカリは非常に簡単に出品が可能です。
スマホ1台で簡単に出品が出来ます。
UIも直感的に操作できるように作りこまれていて、誰でも簡単に素早くすることが出来ます。
買取店では値段が付かないようなモノも売れる
釣り具で言えば、使いかけの仕掛けや古いリールなどの買取店では値段がつけられないようなモノも販売が可能です。
たいてい買取店では値段のつけられないようなものは無料で引き取ってくれるケースが多いです。
捨てる手間が省けるので、それでもいいかもしれませんがメルカリであれば販売することが出来ます。
古いリールなどは、パーツ取りなどに一定の需要があるため値段次第ではそれなりに売れます。
とはいえ、それほど売上を期待できるものではありませんがゼロ円よりはましですよね。
まとめ
如何だったでしょうか?
今日はいつもと視点をかえた記事を書いてみました。
今回はメルカリやヤフオクなどの個人売買での釣り具の売却を私の体験談も踏まえてご紹介させて頂きました。
次は今回ご説明できなかった、買取店での売却についてご紹介させていただくつもりです。
私は以前中古車の販売買取のガ〇バーで働いていたので中古の買取・販売については多少の知識がありますので、そうした視点からもご紹介させて頂くつもりです。
↓↓次の記事公開済みです。あわせてご覧ください!↓↓
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