冬の釣りの代表格と言っていいカレイの投げ釣り。
秋のハイシーズンがまもなく終了すると釣りがしにくい冬がやってきます。
そんな冬に釣れるようになるのがカレイです。
産卵のために岸際によって来るところを投げ釣りで狙うのが定番で、仕掛けを遠投する爽快感と
カレイの旨さが人気の冬の風物詩です。
今日は初心者の方向けに、カレイ釣りのお話です。
理想は投げ釣り専用タックル
まずタックルの話ですがカレイ釣りを本気で楽しみたいなら投げ釣り専用タックルがおすすめです。
ある程度の重さのオモリが投げられれば、釣れないこともないですが
20号以上の重いオモリを大遠投することもカレイ釣りの醍醐味の一つです。
仕掛けを投げる釣りでは飛距離は重要なファクターで、「あそこのカケアガリまで飛ばしたい」「沖の潮目までルアーを飛ばしたい」なんて状況はよくある話です。
つまり、魚がいる場所が分かっていてもそこまで届かなければ意味がないということです。
ロッドは3.6m~4.2mの25号~35号がオススメ
ロッドは遠投性能を考慮して最低でも3.6m以上がおすすめです。
長くなるほど、飛距離は伸びますが扱いにくくなるので自分の体格に合ったものを選ぶのが重要です。
オモリの負荷については、釣り場の流れの強さや必要な飛距離にもよるので一概に言えませが25号から35号が使えるものを選ぶと釣り場での対応が非常に楽になります。
また、カレイ釣りは待ちの釣りです。
近場を狙う竿、遠くを狙う竿、中間を狙う竿と言った形で3セットほど用意できるとベターです。
リールは大型のスピニングか投げ釣り専用リール
リールはPEラインの2号が200m以上巻けるものがおすすめです。
飛距離の出やすい投げ釣り専用のリールの方がベターですが、大型の通常のスピニングリールでも問題なく使えます。
投げ釣り専用リールの場合、ドラグ付きとドラグなしのリールがありますがカレイ釣りの場合はどちらでも問題なく使えます。
ドラグがあるとドラグを利用して、食い込みを良くしたりすることも出来ますが食い込みをよくする方法は他にもあるので必須ではありません。
ドラグがないタイプがドラグがない分軽量になるので、キャストを繰り返しながらロッドをさびくキス釣りにも向いているので、カレイ釣りにも使えてキス釣りにも使えるので一石二鳥です。
また、投げ釣り用のリールには最初から替えのスプールが付いているモデルがあります。
そうした場合は片方にPEラインの2号を巻いて、もう片方に遠投用に1.5号巻くなどと言った使い方がオススメです。
そうして事前に要しておけば、現場で臨機応変に対応でします。
もちろん、付いていないタイプでも後からスプールだけを購入出来ますので1つ買っておくとよいでしょう。
飛距離と感度の良いPEラインがおすすめ
ラインはPEラインかナイロンラインの2択ですが、オススメは飛距離と感度の観点からPEラインがオススメです。
細くて強度があり、感度が良いというPEラインの特性は投げ釣りとはベストマッチといってよいほど相性の良いラインです、
ラインを選ぶ際は上の画像のような投げ釣り専用ラインがオススメです。
投げ釣り専用ラインは25m毎に色分けがされており、おおよその飛距離が分かるようになっています。
これを目安に釣れた場所にもう一度投げたり、釣れない場所より手前やより奥に投げたりと広く正確に探ることが出来ます
また、投げ釣りは重量のあるオモリを遠投するためラインに強い負荷かがかりラインブレイクが起きやすい釣りです。
そうしたトラブルを防ぐためにちから糸と呼ばれる糸があります。
このちから糸は手前側が3号の細さですが、テーパー状になっていてテーパーの先は12号の太さになっています。
このちから糸があるおかげで、ラインブレイクの可能性が激減すると同時に全部太いラインを使ったときと比べ飛距離も伸びます。
メインラインにPEラインを使ったときでも、ナイロンラインを使ったときでも同様にちから糸が必要です。
仕掛けは市販品でもOK
仕掛けは、市販品でもOKです。
市販品の仕掛けを選ぶ基準としては一番右の仕掛けのように、通称エッグボールと呼ばれる丸い飾りがついているような派手なタイプがカレイへのアピールが強く釣れると言われています。
このエッグボールは浮力がありエサが流れを利用して、ふわふわと漂いカレイへ強烈にアピールするという仕組みです。
他にも、シモリ玉やビーズなども効果的でこうした派手な仕掛けを選ぶとよいでしょう。
ただし、こうした派手でアピールの強い仕掛けはカレイ以外の魚にも強くアピールしてしまいます。
なので、エサ取りや外道が多い時は真ん中のような地味な仕掛けが有効です。
なので、市販の仕掛けを購入するはいくつかの仕掛けを購入し使い分けてみましょう。
自作する際も同様で、アピールの強い仕掛け、弱い仕掛け、中間の仕掛けをいくつかパターンを用意することを意識して仕掛けを制作しましょう。
オモリも色々な重さを用意しよう
オモリもいくつか種類がありますが、種類よりも飛距離や潮の流れに対応できるように
色々な重さのオモリを用意しておくのがおすすめです。
潮の流れが速いところや飛距離が必要な場合用に35号や軽めの25号に加えてその中間の30号などがあると良いです。
あわせて、余裕があれば固定式だけでなく誘導式やフロートシンカーなども用意するとベストです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は冬の風物詩のカレイの投げ釣りをご紹介させて頂きました。
爽快な長いロッドで重いオモリの大遠投に食べて旨い冬の味覚
今冬はこの2つを堪能してみてはいかがでしょうか?
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