【話題沸騰】新発売!19ストラディックを釣り歴20年がレビュー

スピニングリール
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先月のプレスリリース依頼、SNS等で話題沸騰の19ストラディック。

一部ではシマノの最上級スピニングリール『ステラ』に肩を並べるともいわれたりもしています。

確かに、19ストラディックには今までは上位機種にしか搭載されていなかった機能がたくさん搭載されています。

それでいて、お値段は2万程度とコスパが高い19ストラディックのレビューをお届けします。

 

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購入したのは2500SHG

2500Sと悩みましたがSHGを選択

セイゴ・フッコクラスのシーバスを中心にロックフィッシュやちょい投げを中心にもしかしたらバスもやりたいなーという考えで2500SHGを選びました。

実は発売当日に上州屋の東陽町店で購入したのですが、購入した15時時点で2500SHGとC3000HGが残り1台という状況でした。

私の記憶では、近年でも稀にみる好評ぶりで正直びっくりしました。

原因はこれまではフラッグシップのステラやヴァンキッシュなどにのみ搭載されていた、機能がふんだんに搭載されたことが原因です。

マイクロモジュールギアⅡ

サイレントドライブ

New HAGANEギア

Xプロテクト

ロングストロークスプール

1つ1つ機能を解説しても面白くないし、公式ホームページに一番詳しく書いてあるのでその辺は省略して

具体的な使用感と同価格帯のライバルとも比較してレビューします。

 

まずは見た目から

ラインはラパラのラピノヴァXの0.8号を150mにナイロンリーダー20bl

全体的な外観は15ストラディックを踏襲したシルバーをメインにアクセントで濃紺が入ってます。

ハンドルも折りたたみ式のねじ込み式ハンドルから、ワンピースのねじ込み式ハンドルに変更になっています。

個人的にはアクセントの濃紺のラインがすごくカッコいいと思います。

ただ、1つ難点なのが色合い的にロッドに合わせにくいと言うこと。

個人的にはロッドとリールのメーカーや色を合わせたい派なのですが

シマノのロッドにネイビーやシルバーのロッドは非常に少ないです。

他のメーカーでも同様にシルバーやネイビー系の色は稀です。

多くのロッドが黒を基調に、ゴールドや赤の差し色が入っているロッドが多く

シルバーメインの19ストラディックは合わせにくいです。

ロッドはアブガルシアのクロスフィールド

こんな感じでブラックにゴールドの差し色のロッドには絶望的に合いません。

気にしない人には全く問題ないのですが、デザインを合わせたい派の管理人的には

シルバーのカラーは単体ではカッコいいですが、ロッドと合わせることを考えると何とも言えないカラーです。

この辺は黒がベースのカルディアの方が合わせやすいと思います。

 

重量は約10%の軽量化・・・でも

ラインはPE0.8号 ハンドルノブにベアリング1つ追加済み

気になる重量はカタログスペックで220g、実測でラインと追加分ベアリング込みで223gでほぼカタログ通り。

15ストラディックとの比較では10g、約5%の軽量化です。(2500sで比較)

これ単体を見れば、順調に軽量化されていますがライバルと比較するとちょっと見過ごせない重量となります。

お値段も同じ2万前後のライバルのダイワ 18カルディア LT2500Sの重量が185gと全く勝負になっておりません。

軽さがすべてではありませんが、軽さが重要なファクターであることは間違いないので、ライバルのダイワ製品に対して約20%も重いというのは、非常に残念です。

 

巻き心地はワンランク上の質感

マイクロモジュールギアⅡとサイレントドライブが搭載されたことによる巻き心地の向上が皆さん気になるところだと思います。

実際に巻いてみると、シマノ特融の非常に滑らかでガタつきの無いしっかりとした巻き心地です。

今回はハイギアモデルを購入したので、巻き始めに若干の重さを感じますが巻き始めて慣性が聞いてくれば

非常にシルキーで滑らかな巻き心地を体験できます。

そのため、シーバスやエギングではハイギアを選択し、軽量ルアーを使うアジングやメバリングやブラックバスで使用する場合はノーマルギアを選択すべきです。

耐久性については発売間もないので何とも言えませんが、上位機種に搭載されている機能なので

耐久性がないということは無いでしょう。

 

ロングストロークスプールの恩恵は・・・

17アルテグラC3000と19ストラディック2500SHGの比較

シマノのHP上ではロングストロークスプールになったことで5%飛距離が伸びるとされていますが

実際に投げてみた感じでは5%の違いは実感できません。

こっから先は個人的な妄想ですが、今回使用したPEラインの0.8号などの細いラインではおそらくあまり恩恵を受けられないと思います。

ラインが細いためそもそものスプールに対してのラインの抵抗が非常に小さいためあまり恩恵を受けられないのだと思います。

逆にナイロン3号(12lb)以上の太いラインの場合はロングストロークスプールの恩恵をより受けられると思います。

 

ドラグはベラリング非搭載

当然といえば当然ですが、ドラグにはベアリング非搭載です。

ベアリングは入っていませんが、実用的なレベルでは全く問題ないドラグ性能があります。

また、C3000以上のモデルは耐摩耗性に優れたカーボンワッシャー搭載で強い引きにも耐えられるようになっています。

社外品でベアリングを追加するキットが発売されると思うので、気になる人はベアリングを追加してみるといいでしょう。

 

まとめ

色々と書いてきましたがまとめると

デザインは単体では非常にカッコいいが、ロッドと合わせにくい。

旧モデルと比較して5%軽量化されたけど、同価格帯のカルディアと比較して20%も重い

巻き心地は非常に滑らかで、マイクロモジュールギアⅡとサイレントドライブの恩恵は感じられる

ドラグは一部機種ではカーボンワッシャー搭載で、耐久性も向上しているがベアリングは非搭載だが実用的には全く問題のないレベル。

ロングストロークスプールは、細いラインだと効果を実感しにくい?

と、こんな感じです。

個人的には2万円という値段を考えると非常によく纏まったリールだと思います。

ここ数年のリールの進歩はものすごいものがあります。

正直長く釣りをしていると、この値段でこれが買えることに驚きます。

ライバルの18カルディアとの比較としては、軽さを取るなら間違いなく18カルディアで巻きの滑らかさを取るなら19ストラディックになると思います。

1ランク下の17アルテグラや18フリームスとの値段の差はおよそ7,000円程度。

それなりに値段の差がありますが、7,000円以上の性能差はあると思います。

予算が許すなら、ストラディックやカルディアをおすすめします。

 

 

 

 

 

 

 

 

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