これでフックの錆びから解放される!本当に錆びないフックを徹底検証

フック
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今日はルアーフィッシングにおいて超重要項目であるフックのお話です。

その中でもフックの錆びついてのお話です。

ソルトで使う場合は特に起きがちですが、ルアーボックスを開けてルアーをスナップにつなごうと思ったらフックが錆びてるといった経験はありませんか?

おそらく、多くの方が経験したことがあると思います。

釣行後にしっかり水洗いしていても、フックの錆びはどうしても起きてしまうものです。

錆びたら新しいフックに交換するわけですが、どうせ交換するなら錆びにくいフックを選択する方が賢いですよね?

なので、今回は実際にフックを用意してどのフックが錆びにくいのか検証してみました。

 

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用意したのは3種類のとレブルフックと3種類にジグヘッド

今回用意したのはシーバスでよく使われる2種類のフックと比較用にバス釣りでよく使うフック、ついでに3種類のジグヘッドを用意しました。

左からオーナーばり製 ST-46 同じくオーナーばり製ST-36 がまかつ製トレブルRB ミディアムヘビー

ST-46はシーバスではポピュラーなフックで、多くのルアー標準装備されています。

がまかつのトレブルRBはST-46と比べて刺さりやすいと人気のフックです。

ST-36はバスでよく使われるフックで、淡水向けのフックですが比較用に用意しました。

 

ジグヘッドの方は

左からフジワラ製 ムゲンヘッド オーナーばり製 静ヘッド コアマン(がまかつ)パワーヘッド

ジグヘッドはすべてソルト用のものを用意しました(淡水用のモノを持ってませんでしたw)

静ヘッドとパワーヘッドの二つはシーバス用のジグヘッドとしては非常にポピュラーな商品です。

管理人はどちらかと言うと静ヘッドのほうがワームをつけやすいので静ヘッドを常備しています。

一番左のムゲンヘッドは最近友人に勧められて使い始めたのですが、非常にオススメのジグヘッドです。

細かいことは話が脱線するので省きますが、刺さりやすく、根がかりし難く、ダートのアクションもきれいな非常に優秀なジグヘッドで超お勧めです。

今回は上記のトレブルフック3種類とジグヘッド3種類を実験に使いました。

 

実験方法は塩水にフックをつけるだけ

今回の実験方法は単純に海水程度の塩水にフックとジグヘッドをつけるだけ。

これで完全放置という方法です。

フックはパワーヘッド以外はすべて新品を用意しました。

パワーヘッドもワームをセットしただけで実釣では未使用なものを用意しました。

 

二日目で早くも錆が発生

塩水につけ始めて二日目

早くも比較用に入れた淡水向けのST-36に錆が出ました。

フックの軸であるシャンクの下あたりとバーブ(かえし)のあたりに錆が出始めました。

淡水向けのフックなので当然の結果ですが、実際に試してみるとバッチリ錆びてしまいました。

他のフックは二日目では全く変化はありませんでした。

 

3日目でST-46に小さな錆が・・・

3日目で早くもソルト用のフックのST-46に錆びが出ました。

スプリットリングと接続するアイの部分に0.5mmほどの小さな錆がでました。

正直、この結果は予想していませんでした。

実釣に使用したフックであればフックに擦れなどのダメージが入ってそこが腐食するのはあり得ると思いますが

新品のフックを使ってこの結果は少し残念です。

他のフックのの方は

一番下のムゲンヘッドのバーブに錆が出てしまいました。

バーブは他のフックでも錆が発生しやすい箇所で、おそらくですが形状的に防錆処理が難しいのでしょう。

私の経験則でも、バーブ付近が錆びるケースは非常に多いです。

特にプライヤー等でバーブをつぶしていると顕著で、おそらくバーブをつぶす際の摩擦で防錆処理にダメージが入るのでしょう。

バーブを普段から潰して使うなら、最初からバーブレスフックを使うべきですね。

静ヘッド、パワーヘッドは錆びはまだ発生していません。

 

ST-36はさらに錆が進行しました。

少しわかりにくいですが2日目の錆びが進行し、新たにバーブ付近にも錆が出始めました。

 

4日目

ちょっと分かりにくいですが、赤丸のところに小さな錆が出始めました。

非常に小さい錆でこの程度であれば、実釣に影響がでるレベルではありませんが

確実に錆び始めています。

ジグヘッドやトレブルRBには変化は見られません。

 

5日目、錆びてはいないけど・・・

錆びてはいませんが、トレブルRBが黒っぽく変色し始めました。

右側が実験に使用したフックで左側が新品のフックです。

錆びは見受けられませんが、全体的に黒っぽく腐食?しています。

おそらく、表面のコーティング?かメッキ?だけが黒く変色していんだと思うので実釣には影響は出ないと思います。

 

6、7、8日経過しても

6日目以降はあまり変化を感じられませんでした。

3日目に早くも錆びが発生したST-46もほとんど錆びが進行することもなく

他のフックもほとんど錆びが発生することはありませんでした。

写真は8日目の状況です。

改めて、実験してみてソルト対応のフックの防錆処理はかなり品質の高いレベルのようです。

フックの形状による掛かりの良さやばれにくさなどの違いはあれど、錆びに関しては

ソルト対応のフックはどれも選んでも問題ないという結果になりました。

 

さいごに

如何だったでしょうか。

今回は、シーバスでポピュラーなフックを選んで検証してみました。

実験方法によってはもう少し違った結果がでる可能性もありますが

皆さんのフック選びの助けになれば幸いです。

 

 

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