本当に効果がある?リールのカスタムの意義を徹底検証

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今日はリールのカスタムの話です。

以前にも下記のようなリールのカスタムに記事を書かせて頂きました。

ですが、リールのカスタムって意外にハードルが高いですよね?

リールをカスタムすることで本当に性能が上がるのか不安だったり、分解して元に戻せるのか、など色々な意見をお持ちだと思います。

そこでリールのカスタムについて、『本当に意味があるのか』『作業は簡単に出来るのか』などについてお話して行きたいと思います。

 

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本当に効果がある?リールのカスタムの意義

まず、なぜリールをカスタムするのかと言う点からですが

結論から言うと『リールを自分専用機にするため』です。

ダイワ・シマノ・アブガルシアなどの各メーカーは非常に優れたリールを開発してくれていますが、工業製品である以上、多くの人が使いやすい形状や仕様の製品を製造しています。

ですが、それが必ずしも個人にジャストフィットするか?と言われればNOと言うわけです。

なので、みんなは使いやすいって言ってるけど自分には使いにくい部分があると言った現象が起こりえます。

そうした、使いにくさを解消するためにリールをカスタムするわけです。

つまり、カスタムすると性能を上げるというより純正の状態では眠っていた性能を引き出すという表現がしっくりくると思います。

 

自分専用機の具体例をご紹介

カスタムの意義が自分専用機にするとご説明させて頂きましたが、いきなり自分専用機を言われてもイメージが付かないと思いますので、私の19タトゥーラTW(XG)を例にとって紹介させて頂きます。

大前提として、使用用途としてはダイワのラブラックスAGS77LMLにあわせて、東京湾奥の運河や子場所でのシーバス用として使っております。

なので、7g前後のシンペンやワームなどの軽量ルアーをストレスフリーにキャスト出来て

一番メインに使う9センチ前後のミノーや20gまでの小型のバイブレーション等を近距離・中距離・遠距離のすべてでストレスフリー精度良くキャスト出来て

場合によっては1ozクラスのバイブレーションの大遠投まで幅広く対応してくれて、流れや潮の変化も感じ取れる巻き感度も必要になってきます

ですがノーマルの状態の19タトゥーラではスプールが軽量な超々ジュラルミンではなく高強度アルミ製で若干重たいため10g以下のルアーのキャストは出来ないことは無いけど、飛距離も出ないしキャストしていてストレスを感じます。

またハンドルノブのベアリングが少ないためノブの回転が悪く巻き感度が低下しいるのも大きなストレスとなっていますので、これらの点をカスタムすることで改善していくのがカスタムの目的です。

 

ハンドルノブのカラーをベアリングに交換

リール ハンドルノブ

おそらく最も簡単なカスタムがハンドルノブのベアリングへの交換です。

画像の白い丸いものがカラーと呼ばれるプラスチック製の軸受けです。

作業の方はノブについているキャップを取り外し、ねじを外して交換するだけなので非常に簡単です。

初めてのカスタムにもオススメです。

プラスチック製のカラーからベアリングに交換することで、ノブの回転が滑らかになります。

ノブの回転が滑らかになることで、若干ですがリール自体の巻き感度も向上します。

交換するベアリングのサイズは外形7mm、内径4mm、厚さ2.5mmです。

アマゾン等でも購入出来ますが品質にばらつきがあるので、ヘッジホッグスタジオさんのもがオススメです。

 

あまりにも安っぽいスタードラグをSLPワークス製に交換

ベイトリール

右のスタードラグが純正のスタードラグなのですが、非常に安っぽいというかプラスチック感が高く見た目も良くないため、ダイワの子会社のカスタムパーツメーカーのSLPワークス製のスタードラグに交換しています。

形状は全く同じなので、使用感は全く同じですが見た目が良くなり所有感を満たしてくれるようになりました。

スタードラグの交換には10mmのメガネレンチとドライバーがあれば作業は出来ます。

ねじを外し、ロックナットを外せばハンドルとスタードラグが外れますのでドラグだけ交換すればOKで比較的簡単なカスタムです。

あわせて、レベルワインドシャフトやレベルワインドキャップやハンドルロックナットをスタードラグの赤に合わせて交換してあります。

こちらのカラーパーツはリールを完全とはいかないまでも、半分程度はバラす必要があるため比較的難易度は高めですが道具はプラスドライバー、小さいマイナスドライバー、ペンチ、10mmのレンチ、ピンセットなどが必要です。

カスタムパーツ リール

スタードラグもカラーパーツもヘッジホッグスタジオさんで購入出来ます。

 

もっとも効果のあるスプールの交換

ベイトリールのカスタムでもっとも効果を実感できる物がスプールの交換です。

ベイトリールのスプールは軽ければ軽いほど、軽いルアーがストレスしやすくキャスト出来るようになります。

なので、今回は純正のスプールから超々ジュラルミン製で軽量なフエゴCT103Hのスプールに交換します。

ベイトリール スプール

純正のスプールがご覧の通り17.2gと最近のベイトリールのスプールとしては若干重いです。

交換用のスプールの重量は下の画像の通り14.8gと2.4gも軽くなります。

リール スプール

また、ラインキャパシティも純正スプールが16lb100mに対して交換用のスプールはラインキャパシティが14lbが100mとなっておりPEラインの2号が150mちょうど巻ける仕様になっており

スプールを痩せさせないために余分にラインを巻いたり、下巻をする必要がなくなり糸を巻いた状態での重量も削減出来ており軽いルアーへの対応力が向上しています。

また、スプールが軽くなったことによってスプールの慣性力が低下してブレーキの弱くすることが可能になったので

軽いルアー以外のルアーの飛距離も向上させることが出来ます。

純正スプールもヘッジホッグスタジオさんで購入出来ます。

 

まとめ

如何だったでしょうか。

今回はリールのカスタムについて自分なりに考察してみました。

過去にもカスタムについての記事を書いていますので、こちらもご覧ください。

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皆さんがリールをカスタムする際の参考になれば幸いです。

 

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