あなたは右巻き?左巻き?リールはどちらで巻くのが正解なのかを徹底解説

スピニングタックル
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どーも。

ここ最近、リールの話が続いてますが今日もリールのお話です。

皆さんリールは右手で巻いてます?

それとも左手で巻いてます?

今日はずーと昔から続いている右巻き・左巻き論争

今日はそんな難問について考えていきたいと思います。

 

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あなたは右巻き?左巻き?リールはどちらで巻くのが正解なのかを徹底解説

今日のテーマは『リールはどちらの手で巻くべきか?』についてです。

まず、私自身は『投げるのはすべて右手ですが、巻くのは右と左を使い分けています』

具体的にはスピニングはすべて右投げ左巻き、ベイトはキャストは右ですが巻くのは対象魚や釣り方によって使い分けます。

具体的には片手で振るような6.6フィート以下のショートロッドは右巻き。
6.6フィート~7.6フィートまでのロッドでトゥイッチやジャークをする釣りでは左巻き
底モノ系統の釣りは右巻き
大型魚狙いや7.6フィート以上のロングロッドを使うときは右巻き

大体こんな感じで使い分けてます。

 

で、右巻き・左巻きどちらがいいの?

と言う話ですが結論は好きな方で巻いてください!

なぜかというと、大前提として釣りは多くの方にとって釣りは職業や義務ではなく趣味ですよね?

趣味である以上価値観や楽しみ方は人それぞれです。

尊敬しているバスプロが右巻きならまねしてもいいですし

右巻きが合わないなら、左巻きにすればいいのです。

今までずっと右巻きならこれからも右巻きでいいですし、これを機に左巻きに変えてもいいのです。

と、いきなり人それぞれと言われても何か基準が欲しい人や初心者の人は決めにくいという人も多いでしょうから
私のオススメとしては、左右それぞれのメリット、デメリットを理解したうえで決めるのをおすすめします。

なので、以降は左右のメリット・デメリットについて解説していきます。

スピニングの右巻き・左巻きはどう違う?

スピニングリール

話の大前提として右利きで右投げの例で話を進めます。

まず、スピニングを右で巻く場合の利点ですが利き手で巻くわけですから、力強く巻ける・巻きが安定する

この2つが大きなメリットでしょう。

特に、対象魚が大型の青物等の場合は利き手で力強く巻けるということは非常に大きなメリットでしょう。
利き腕ですから、筋肉自体の持久力も高く長時間のファイトにも向きます。

実際超大型魚を対象にしたティアグラと言うリールがシマノにはあるのですが、これは右巻きしか販売されていません。(両軸リールですが)

2つ目の巻きが安定するというのは、たまに釣り場で見かけるのですが左巻きの経験が浅い方に多いのですが、早巻をすると巻きが安定せず、上下にガチャガチャとブレるような巻きをしている方を見かけます。

左巻きに慣れていないため、うまく円を描くようにリールが巻けず楕円を描くように巻いてしまいロッドも合わせて上下にブレてしまっています。

逆にデメリットの方は何といっても、持ち替えが必要だということです。

右で投げるわけですから、右で巻くためには持ち替えが必要です。

右手で投げて、左で巻けば持ち替える必要が無いわけです。それをあえて持ち替えることになるわけです、

とりわけキャスト回数の多いルアーフィッシングにおいては大きなデメリットと言えるでしょう

ただ、この作業は慣れてしまえば一連のキャスト動作になるのでそれほど面倒ではないとの事です。
(管理人は釣りを始めて20年以上以来スピニングはずっと左巻きなので、ずっと右巻きに知人に聞きました。)

もう一つデメリットとしては、ロッドワークを慣れていない左手でいないといけないと言うことです。

ワームの細かなシェイクやトゥイッチやジャーキング、キス釣りなど重めのタックルでさびく釣りや大型魚を寄せるためのポンピングなどは利き腕の繊細さや腕力が必要になります。

右手でリールを巻くということは力強く巻ける・巻が安定するというメリットの代償として持ち替えとロッドワークを左手で行うデメリットを甘受すると言うことで

逆に左で巻くという事は持ち替えが無い・ロッドワークが利き手で出来るというメリットの代償として、力強く巻けない・巻が安定しないと言ったデメリットを甘受するということです

つまりどちらのデメリットが自分にとってダメージが少ないか・克服しやすいかと言うことが重要だと私は考えます。

管理人は左で巻く方が左でロッドワークをするより楽だったので、スピニングは左巻きに落ち着きましたが私の友人はどうしても左で巻くことに違和感が消えないとの事で右巻きを選択しています。

ベイトは右巻き?左巻き

ベイトリール

次はベイトですが、ベイトも基本的にはスピニングと同様です。

右手で巻けばロッドを持ち帰る必要があり、利き腕でない左手でロッドワークをしないといけない代わりに
利き腕の右手で力強く、安定して巻けます。

左手で巻けばロッドを持ち替えなくていいですし利き手でロッドワークが出来ますが、力強く巻けない・巻が安定しないということになります。

この辺りはスピニングと同じですが、ベイトに関しては右巻きの方がキャスト精度が出ると考えています。

特に、片手でキャストするようなショートロッドの場合特に差が出ると思います。

理屈としては、ベイトリールはハンドル側にギアとハンドルが付いているわけですからハンドル側が物理的に重いわけです。

左巻きベイトリール右巻きベイトリール

左ハンドルなら左の画像の通り左側が重くなり、右ハンドルなら右の画像の通り右側が重くなります。

そして、キャスト時はそれぞれ下の画像のようになります。

左巻きベイトリール右巻きベイトリール

 

左の左巻きのリールはハンドル・ギアが下を向いていて、右側の右巻きのリールはギア・ハンドルが上を向いています。

右巻き、左巻き共にこのままキャストするわけですが片手でのキャストや腕力の無い子供や女性の場合、重心がロッドの上にくる右巻きの方がロッドをキャストの最後にピタッと止めることが出来ます。

左巻きだと重心がロッドの下方向に来るため、どうしてもロッドが流下方向のれやすくなってします。

もちろん、体格やキャストの仕方によって個人差が出ますし

そもそも7フィート以上の両手でキャストするようなロッドやロッドの長さにかかわらず両手でキャストするのであれば右巻きだろうが、左巻きだろうがロッドは流れにくくなるのでそう言った場合は気にする必要はないでしょう。

釣りによっては、そもそも片手で投げる状況が発生しない釣りもあります。

オープンエリアでの遠投の釣り、例えばベイトシーバスや琵琶湖の浜でもヘビキャロや最近はやりのフリーリグを遠投してもチニングなどは片手でキャストする事なんてほとんどありません。

ですが、キャスト精度がより求められる局面や・釣りでは右巻きの利点が生きてくることがある個人的には考えています。

東京に住んでいる私に身近な釣りだとボートシーバスのバース打ちなどですね。

6フィート程度の短いロッドでテンポよく打っていく釣りなどは、メリットを感じます。

日本のルアーフィッシングのパイオニア的な存在である村田基さんもベイトリールは右ハンドルを推奨しています。

私も殆ど村田さんと同じ意見です。

村田基のファイナルアンサー!なぜベイトは右巻をすすめるのか?

 

誤解の無いように改めて言っておきますが、趣味ですので自分の好きな方を選ぶのがベストです。

 

まとめ

如何だったでしょうか?

今回は古くからある一種のタブーの様な『右巻き・左巻き論争』についての話でした。

最後にもう一度、言っておきますが趣味ですから価値観や楽しみ方は人それぞれです。

あなたの最も楽しい方を選んでくださいね!

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コメント

  1. MED より:

    スピニングは右投げ左巻き
    ベイトは右巻きです。
    状況に応じて左右で投げ分けます。
    着水して直ぐに巻き始めたいものは左で投げますし、
    ネチネチ攻める場合は右手でシェイクして、左手で右ハンドルを巻き、糸フケを取ります。

    私のよく行くフィールドで出会ったソウギョ釣りのお爺さんは
    ベイトリールをスピニングロッドに付けて
    お腹側に巻いて釣り上げてました。
    これ見たら左右の問題なんてどうでも良くなりました笑